ITエンジニアになりたい・スキルアップした人におすすめの資格

ミンウェブ編集部

ITエンジニア向けの資格には色々な種類がありますが、試験で問われる内容や難易度は資格によって大きな違いがあります。
そのため、ITエンジニア向けの資格を受験する場合は、自分の実務経験や業務内容、資格を取得する目的などを考慮して適したものを選ぶことが大切です。

ここでは「ITエンジニアを目指している人」と「ITエンジニアとして働いている人」の2つに分けてITエンジニアにおすすめの資格をご紹介します。

ITエンジニアを目指している人には基礎的な知識を身に付けられる資格がおすすめ

ITエンジニアを目指している方やITエンジニアとして働き始めたばかりの方の場合、専門的な知識よりもまずはIT業界への理解を深めたり、ITエンジニアとしての基礎知識を身に付けることが大切です。

基礎的な内容が身に付けられる初心者向けのIT資格はいくつかありますが、就職・転職活動や今後の実務に役立つ
●ITパスポート
●基本情報技術者試験
●情報セキュリティマネジメント試験
をご紹介します。

この3つは国家試験となっており、IT資格の中でも知名度が高く就職でのアピールポイントになったり、基礎的な知識があることの証明になったりします。

ITパスポート

ITパスポートはIT業界で働くための基礎的な知識を取得するために便利な資格で、IT業界未経験の方やまだ実務経験がない方、IT企業への就職を目指している学生など多くの人が受験しています。

試験の分野はIT技術や最新の開発事情に関するテクノロジ系・システム開発やプロジェクトのマネジメントに関わるマネジメント系・経営全般に関わるストラテジ系の3つですが、全て基礎的な内容が問われるため難易度は高くなく、ITエンジニアを目指している未経験者やITエンジニアとしての経験が浅い方でも合格しやすいです。

▷ITパスポート(iパス)の公式ページはこちら

基本情報技術者試験

基本情報技術者試験はITエンジニアの登竜門といわれているIT資格で、ITパスポートと同じく、テクノロジ系・マネジメント系・ストラテジ系の3分野で試験が構成されていますが、ITパスポートよりも踏み込んだ内容が試験では問われます。

より実務に近い内容が問われるので、取得できれば就職活動に役立ちますし、上長にも自身の知識や能力をアピールできるでしょう。

▷基本情報技術者試験(FE)の公式ページはこちら

情報セキュリティマネジメント試験

ITの国家資格の中でも、情報セキュリティに特化した資格が情報セキュリティマネジメント試験です。難易度は基本情報技術者試験と同じくらいなのでITエンジニアとして働き始めた方や初心者でも合格しやすいのが特徴です。

情報セキュリティに関する問題が多く、近年手口が巧妙になりつつあるサイバー攻撃やセキュリティ対策、関連法に関する事柄などが問われます。

▷情報セキュリティマネジメント(SG)の公式ページはこちら

キャリアアップを目指すなら専門性・難易度が高い資格がおすすめ

ITエンジニアとしてある程度の経験を積んでおり、実力の可視化やキャリアアップのために資格の取得を目指しているなら、専門性の高い資格や少し難易度が高い資格がおすすめです。

専門性の高い資格は自身のスキルとしてアピールできますし、企業によっては資格手当がもらえる場合もあります。

応用情報技術者試験

ITエンジニアとしての基本的な知識や技術が問われる試験が基本情報技術者試験であるのに対し、より応用的で高度な技術や知識が問われるのが応用情報技術者試験となっています。
基本情報技術者試験に合格後に受験する方が多く、さらなるスキルアップを目指すことができます。

試験は基本情報技術者試験と同じく、テクノロジ系・マネジメント系・ストラテジ系の3分野に分かれていますがより難易度は高く、合格するにはしっかりと試験範囲を学習する必要があります。

▷応用情報技術者試験(AP)の公式ページはこちら

システムアーキテクト試験

システムアーキテクト試験は、開発の上流工程を担うエンジニア向けの資格です。 上流工程を担うエンジニアはシステムアーキテクトと呼ばれており、システムの基本設計や分析、開発チームの監督業務やサポートなどをおこなったりと、エンジニアとしてのスキル以外にもシステムの知識も欠かせません。

応用情報技術者試験と比べると難易度や専門性が格段に上がりますが、システムアーキテクト試験の学習を通して上流工程を担うために欠かせない知識や技術、スキルを身に付けられます。

▷システムアーキテクト試験(SA)の公式ページはこちら

ネットワークスペシャリスト試験

ネットワークスペシャリスト試験は、ネットワークを構築するネットワークエンジニアやインフラ系エンジニアを目指している方向けの試験で、ネットワーク技術やサービスの動向を把握しているか、ネットワークシステム仕様の作成できるか、ネットワークの設計・構築・運用・保守ができるかなどが問われます。

ネットワークに関する幅広い知識が問われるため、こちらも難易度・専門性が高い試験ですが、合格できればネットワークエンジニアとして高いスキルと知識があることが証明できます。

▷ネットワークスペシャリスト試験(NW)の公式ページはこちら

データベーススペシャリスト試験

ITエンジニアの中でもデータベースの構築をおこなっているエンジニアやインフラ系のエンジニアとして働いている方向けの試験がデータベーススペシャリスト試験です。
試験では、データベース技術の最新動向の他、高品質なデータベースの定義・開発・運用などを行うための知識やスキルが問われます。

▷データベーススペシャリスト試験(DB)の公式ページはこちら

エンベデッドシステムスペシャリスト試験

エンベデッドシステムスペシャリスト試験は家電や機器に組み込まれるエンベデッドシステムに特化したIT資格で、組み込みエンジニア向けとなっています。
試験ではハードウェアとソフトウェアを適切に組み合わせて開発を進められるか、専門的な知識を開発に活かせるかなどが問われます。

近年IoT家電や自動運転技術などが盛んになっていることから、IoT系エンジニアにも適した資格となっています。

▷エンベデッドシステムスペシャリスト試験(ES)の公式ページはこちら

ベンダー資格もおすすめ

IT資格は、ITパスポートや基本情報技術者試験、応用情報技術者試験のような国家資格の他に、民間の企業が認定しているベンダー資格があります。

ITのベンダー資格で代表的なものだと、ネットワーク機器の製造・販売をおこなっているシスコシステムズのCCNA(Cisco Certified Network Associate)やAmazonのクラウドサービスAWSが認定するAWS認定資格、カナダの非営利団体・LPIが認定しているLinuxの資格であるLPICなどがあります。

大手のIT企業が認定している資格もITの国家資格と同様、業務に必要な基礎知識を身に付けたり就職・転職活動でアピールできます。

以下はベンダー資格の中でも有名な資格ですので、職種や業務内容に合わせてチャレンジしてみるのも良いでしょう。

▷CCNA(Cisco Certified Network Associate)の公式ページはこちら
▷AWS認定資格の公式ページはこちら
▷LPICの公式ページはこちら
▷ORACLE MASTERの公式ページはこちら

まとめ

ITエンジニア向けの資格はまだまだたくさんあり、資格取得のための学習を通じて身に付けられる知識や証明できるスキルは全く異なります。

ITエンジニアに関わる資格を撮る際は、ITエンジニアを目指している方やまだ経験が浅い方は基礎的な知識が身に付けられる資格がおすすめですし、一定の経験と知識がある場合は、職種に応じた専門性の高い資格がおすすめです。

ぜひ、ITエンジニアの方は今回紹介した資格にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。