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野球のドラフト会議、検索回数から見る選手の注目度とは

毎年10月に行われ、注目が集まるプロ野球のドラフト会議。
ドラフト会議とは、日本のプロ野球において選手を各チームに振り分けられるための会議のことです。選手と球団の将来を大きく決めるため、注目選手がどのチームにいくのか関係者やファンの間で話題になります。
毎年、主に高校や大学、社会人野球で活躍した選手たちがプロ志望届を出し、球団はその中から希望の選手を指名していきます。

話題の選手や甲子園で注目されたの選手などは、基本的に上位指名されるイメージがありますよね。そこで1つ気になるのが、上位指名された選手は世間的にも注目されているかということです。

ですので、今回は1位から3位に指名された選手の名前の検索回数を元に、上位指名選手と世間の注目は比例しているのかを調べてみました。
まずは野球のチーム別の検索結果から調べていきます。

野球のチーム別の検索結果

 

広島

広島に指名された選手の月間平均検索回数(2018年1月〜12月、以下同じ)は1位小園海斗選手が 27,100回、2位島内颯太郎選手1,300回、3位林晃汰選手1,600回でした。島内選手と林選手に比べて、圧倒的に小園選手が注目されていることがわかります。小園選手は報徳学園で内野手を務めました。1年生の頃からレギュラーであったため、早いうちからスカウトに注目をされていました。2年生にしてU-18Wカップで活躍し、3年の夏の甲子園では、聖光学院戦で大会タイ記録となる1試合個人3二塁打をマークしました。大阪桐蔭の藤原選手と中学のチームが同じであり、U-18Wカップで「2年生コンビ」として活躍をしたことも有名です。

ヤクルト

ヤクルトに指名された選手の月間平均検索回数は、1位清水昇選手が1,900回、2位中山翔太選手が3,600回、3位市川悠太選手が2,400回でした。1位の清水選手が検索回数としては1番少ないことが分かります。清水選手は帝京高校から国学院大学に進学しています。高校も大学も全国大会とは無縁であり、それが起因しているのではないでしょうか。2位の中山選手は履正社高校から法政大学に進学しています。履正社高校時代では、3年の春の選抜で全国準優勝を果たし、東京六大学リーグ屈指のスラッガーともいわれており、話題性は中山選手の方が高いのかもしれません。

巨人

巨人に指名された選手の月間平均検索回数は、1位高橋優貴選手が5,400回、2位増田陸選手が3,600回、3位直江大輔選手が2,400回でした。順位と検索回数の多さは比例しているように思えます。八戸学院大の高橋選手は、最速152km/hを投げるサウスポーです。高校時代は甲子園出場を果たしておりませんが、当時からプロからの注目をされていました。2位の増田選手は明秀日立高校、3位の直江選手は松商学園高校出身で、どちらも高校からプロ入りを果たしています。

DeNA

DeNAに指名された選手の月間平均検索回数は、1位上茶谷大河選手が3,600回、2位伊藤裕季也選手が1,900回、3位大貫 晋一選手が1,000回でした。他の球団に比べると全体的にどの選手も検索回数が少ないことが分かります。上茶谷選手と伊藤選手は大学野球で、大貴選手は日体大から新日鉄住金鹿島で活躍しました。世間的に高校野球と比べて大学野球や社会人野球は認知度が低いため、検索回数も少なめなのかもしれません。

中日

中日に指名された選手の月間平均検索回数は1位根尾昂選手が 90,500回、2位梅津晃大選手が3,600回、3位勝野昌選手が1,600回でした。やはり2018年の夏を騒がせた大阪桐蔭の根尾選手の検索回数は圧倒的です。特に検索回数が多くなっているのは夏の甲子園が行われた8月、一番多いのがドラフト会議が行われた10月になっています。

2位の梅津選手は東洋大学から、3位の勝野選手は三菱重工名古屋からプロ入りを果たしています。高校野球の注目度の高さが改めて伺えますね。

阪神

阪神に指名された選手の月間平均検索回数は1位近本光司選手が5,400回、2位小幡竜平選手が2,900回、3位木浪聖也選手が2,400回でした。1位の近本選手は大阪ガスで1年目から活躍し、2018年の夏には都市対抗野球では首位打者と橋戸賞を獲得しています。阪神が藤原恭大、辰巳涼介の抽選に敗れた後の指名となっています。

西武

西武に指名された選手の月間平均検索回数は1位松本航選手が6,600回、2位渡邉勇太朗選手が 590回、3位山野辺翔選手が1,600回でした。気になるのは渡辺選手の検索回数の低さです。渡邉選手は浦和学院のエースとして活躍し、2018年の甲子園ではチームを引っ張りベスト8に進出を果たしています。検索回数の少なさの原因として、同年同じピッチャーとして世間の注目を受けた吉田選手の存在が挙げられ、その陰に隠れた感じがあります。また、渡邉勇太朗ではなく、「渡辺勇太朗」で検索すると、590回あったので渡邉の苗字表記にも原因があるのかもしれません。

ソフトバンク

ソフトバンクに指名された選手の月間平均検索回数は1位甲斐野央選手が5,400回、2位杉山一樹選手が1,300回、3位野村大樹選手が4,400回でした。3位の野村選手より2位の杉山選手の方が検索回数が低い結果となりました。杉山選手は早稲田実業高校からプロ入りを果たし、清宮選手と同じような進路ということで話題を集めました。杉山選手は公立高校である駿河総合高校から三菱重工広島に入り力を伸ばしプロ入りを果たしました。実力が高い選手ですが、話題性的には野村選手に劣るかもしれません。

日本ハム

日本ハムに指名された選手の月間平均検索回数は1位吉田輝星選手が165,000回、2位野村佑希選手が14,800回、3位生田目翼選手が2,400回でした。吉田選手は2018年の甲子園の主役と言っても過言ではありません。「吉田」とうつと検索候補に「吉田輝星」と出てしまうくらいの人気ぶりです。彼の活躍から金足農業フィーバーは全国で湧き上がりました。多かった検索キーワードでは、「金農旋風」などが挙げられます。メディアに多く取り上げられただけに、知名度は抜群ですね。

オリックス

オリックスに指名された選手の月間平均検索回数は1位太田椋選手が1,900回、2位頓宮裕真選手が2,400回、3位荒西祐大選手が720回でした。太田選手の検索回数は、1位にしては検索回数が少ない印象ですね。彼は天理高校出身であり、「高校ナンバーワンショート」との定評があります。しかし、2018年の夏の甲子園では天理高校は出ていません。そこから知名度の低さに繋がっているのかもしれませんね。

ロッテ

ロッテに指名された選手の月間平均検索回数は1位藤原恭大選手が49,500回、2位東妻勇輔選手が1,600回、3位小島和哉選手が4,400回でした。春夏連覇を達成した大阪桐蔭高校で活躍した藤原。ドラフト会議時には3球団から1位指名を受けており、実力と知名度の両方を兼ね備えている印象です。2年生ながらにしてU-18カップ日本代表にも選出されており、早い頃から注目されていた選手です。また、野球の技術以外にルックスも人気の1つと言われています。

楽天

楽天に指名された選手の月間平均検索回数は1位辰巳涼介選手が4,400回、2位太田光選手が27,100回、3位引地秀一郎選手 が1,600回でした。ここで注意しておきたいのが、太田光選手の検索回数は芸人の太田光さんが含まれているということです。太田選手本人は「今は太田光と言ったら芸人だけど、それを自分にできるように頑張りたい」と話しています。1位の辰巳選手は、高校時代の甲子園経験はないものの、「大学No.1外野手」と評されるほどの実力の持ち主です。

2018年ドラフト人気選手

ここまで各球団の1位から3位の選手の名前の検索回数を紹介してきました。ここからは、特に検索回数の多かった選手が、どのようなキーワードと共に検索されているのかを調べて
みました。

小園海斗 選手 27,100回

広島にドラフト1位で選ばれ入団した小園選手。関連キーワードには、「小園海斗 守備」「小園海斗 背番号」「小園海斗 親」「小園海斗 グローブ」「小園海斗 母」「小園海斗 パワプロ」「小園海斗 広島」「小園海斗 ドラフト」がありました。やはりプロ野球や本人についての情報を多くの人は知りたがっているみたいです。

藤原恭大選手 49,500回

ロッテにドラフト1位で選ばれ入団した藤原選手。関連キーワードには、「藤原恭大 兄」「藤原恭大 ロッテ」「藤原恭大 背番号」「藤原恭大 契約」「藤原恭大 グッズ」「藤原恭大 母」「藤原恭大 イケメン」がありました。気になるのは、「藤原恭大 グッズ」です。

グッズとは、ロッテに入団が決まった藤原選手への歓迎の為に作られた「WELLCOME!!藤原恭大」グッズのことです。入団を決まった直後から専用のグッズが販売されるなんて、人気の高さが伺えます。また「藤原恭大 兄」というのは、藤原選手の二つ上の兄がPL学園出身というところからきています。兄の海成さんはPL学園野球部が休部となり最後の部員となってしまいまい、「兄が叶えられなかった夢である甲子園で兄の分まで大暴れする」と誓っていたエピソードは有名です。

根尾昂選手 90,500回

中日にドラフト1位で選ばれ入団した根尾選手。関連キーワードには「根尾昂 兄」「根尾昂 本」「根尾昂 背番号」「根尾昂 性格」「根尾昂 読書」「根尾昂 藤原恭大」「根尾昂 インタビュー」「根尾昂 サイン」がありました。「根尾昂 本」「根尾昂 読書」とあるように、根尾選手が勉強家で読書家の一面があることはよく知られています。そこから根尾選手が読んだ本は人気を集め、版元は9万部の重版を決めたそうです。文武両道であり、野球以外の内面にも注目が集まっていることが伺えます。

吉田輝星選手 165,000回

日ハムにドラフト1位で選ばれ入団した吉田選手。関連キーワドには「吉田輝星 twitter」「吉田輝星 ドラフト」「吉田輝星 背番号」「吉田輝星 評価」「吉田輝星 父」「吉田輝星 弟」「吉田輝星 性格」「吉田輝星 パワプロ」がありました。「吉田輝星 弟」というのは、吉田選手に顔が似ている小学5年生の大輝くんのことです。大輝くんは甲子園シーズン時も度々テレビでインタビューを受けています。兄に似たルックスと、兄と同じピッチャーをしており将来に期待ということで、ネットでも注目を集めたのではないでしょうか。

過去4年で一番注目されてた選手

最後に、2015年、2016年、2017年、2018年のドラフトでそれぞれ一番検索回数が多かった選手4人を比較していこうと思います。(月間平均検索回数)

2015年 オコエ瑠偉選手(関東一高→楽天) 74,000回
2016年 田中正義選手  (創価大→ソフトバンク) 40,500回
2017年 清宮幸太郎選手 (早実高→日本ハム) 74,000回
2018年 吉田輝星選手  (金足農業→日本ハム)16,5000回

年々インターネットの普及が広まっているため全体的に検索回数が増えてきていることもありますが、やはり吉田選手の世間の注目度の高さを伺えます。また、高校からプロ入りした選手の方が大学野球や社会人野球を経てプロ入りした選手より知名度が高いイメージがありましたが、2016年で一番多かったのは、創価大出身の田中正義選手でした。

まとめ

今回は「ドラフト指名選手の名前の検索回数を基準に誰が世間から人気なのか」、「人気選手はどんなキーワードと関連して調べられているのか」、「過去4年間で検索回数が多かった選手の中でも特に多い選手は誰なのか」について説明してきました。今回のドラフト指名選手というのは一例ですが、「検索」という視点から見てみると新たな発見が出てくることをお分りただけたかと思います。ちなみに検索回数等はGoogleの「キーワードプランナー」で調べることができます。使い方はとても簡単なので、ぜひみなさんも利用してみてください。

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