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Premiere Proで手ぶれ補正の方法|ワープスタビライザーの要素と注意点を解説

Premiere Proで手ぶれ補正を行う方法を紹介していきます。最近はカメラの進化もあり、手振れも少なくなってきましたがどうしてもブレてしまう事があります。Premiere Proを使用することで簡単に手ぶれ補正が行えます。この記事で手ぶれ補正の仕方を学ぶことで、思い出を綺麗に残す事ができます。

カテゴリ: PremierePro

最近はビデオカメラの性能も良くなり、ある程度の手ぶれに対応できるようになりました。
しかし、子供の運動会で子供を撮りつつ走ったり、マウンテンバイクの山登りの際の撮影などは手ぶれが強く、家に帰って見直すときに後悔する事があると思います。
Premiere Proではそのような手ぶれを補正する機能が付いており、大事な思い出をきれいに残す事が可能です。
今回はPremiere Proを利用した手ぶれ補正の方法を紹介していきます。

Premiere Proを利用した手ぶれ補正をやる前に知っておいて欲しい事

Premiere Proを使用する事で簡単に手ぶれ補正を行う事ができますが、Premiere Proで手ぶれ補正を行うにあたって知っておいて欲しい事が2つあるので先に紹介します。

出来上がる映像は端が切り落とされてしまう

Premiere Proを使用して手ぶれ補正を行う場合、元の映像よりズームされ、端が切り落とされる事で手振れの少ない映像を作り出しています。
よって、Premiere Proで手ぶれ補正を行い出来上がった映像は元の映像よりズームされた状態で表示されます。
なぜこのようになるのか原理を見ていきましょう。
Premiere Proが手ぶれ補正を行う以下の3ステップを紹介します。

  • 解析し、角度や位置を調整する
  • 中心部分を切り取る
  • スケールに合わせる
  • 解析し、角度や位置を調整する

    Premiere Proは手ぶれ補正を行う前に映像を分析し、手ぶれがどのように行われているのかを解析します。
    解析した後、それらの映像を1コマずつ角度を変えながら本来ブレていなければこのように映し出されていたはずのものを作り上げます。

    中心部分を切り取る

    ブレを解析し、ブレがなければこのような状態であると想定された映像ができましたが、このままでは画面の枠がブルブルしてしまい、映像になりません。
    そこで、切り抜きをし、中心に添える事で映像として形を整えます。

    スケールに合わせる

    切り取りを行う事で映像として形を成す事ができましたが、このままでは周りの黒枠も含めることになってしまい、小さい映像になってしまいます。
    そのため、本来の大きさのスケールに合うように自動で拡大され、Premiere Proの手ぶれ補正は完了です。
    Premiere Proはこれらの工程を踏んで手ぶれ補正を行なっています。
    よって、出来上がる映像がズームされ、端が切り落とされてしまうのです。

    手ぶれ補正をかけたい場所をあらかじめ分けておく

    Premiere Proで手ぶれ補正をかける場合「ワープスタビライザー」というエフェクトを使用します。
    このエフェクトはまず映像を解析し、映像のコマを並び替え、カットし、スケールに合わせるといった作業を同時に行ってくれます。
    この作業は非常に負荷のかかるものなので、作成している映像何も考えずエフェクトをかけてしまうと非常にパソコンに負荷がかかりますし、時間がかかってしまいます。
    これらの事象を避けるために、手ぶれ補正をかけたい部分をカットしておきその部分のみにエフェクトがかかるようにしておきましょう。
    簡単な作業なので、時間を無駄にしないようにするためにも、必ず行いましょう。

    Premiere Proを使用した手ぶれ補正のやり方

    Premiere Proを使用し手ぶれ補正を行うためには「ワープスタビライザー」というエフェクトを使用します。
    Premiere Proを使用した手ぶれ補正のやり方は以下の通りです。
    エフェクトで「ワープスタビライザー」と検索し、「ワークスタビライザー」を適用させたいクリップにドラッグアンドドロップをするだけです。

    非常に簡単なのですが、最適な設定になっているかと聞かれるとそうではありません。
    よって、エフェクトコントロールを確認しながら、適切な設定を模索する必要があります。
    ここからは「ワープスタビライザー」の設定を細かく見ていきたいと思います。

    分析/キャンセル

    「ワープスタビライザー」を適用した時点で分析が始まっているのでクリックする必要がありません。
    設定を変更したり、動画を伸ばしたり、キャンセルした後に分析の項目が青表示になった際に再分析を開始するために使用します。
    分析を止めたいときはキャンセルを選択します。

    スタビライズ:結果

    「滑らかなモーション」と「モーションなし」の2つの選択肢から選択できます。
    デフォルトでは「滑らかなモーション」に設定されています。
    滑らかさに関しては%を上げれば滑らかになるのですが、上げすぎると画像が不自然に縒れたり、ズームをしすぎてしまうのでプレビューを確認しながら調整しましょう。
    滑らかさはデフォルトで50%に設定されていますが、10%〜20%程度でも十分な補正効果が得られるのでそこから徐々に上げていくようにしましょう。
    固定カメラによる撮影の場合は「モーションなし」を設定します。

    スタピライズ:補間方法

    補間方法はどのような観点から手ぶれ補正を行っていくのかを決定づける要素であり、最も重要な設定です。
    スタビライズは位置やスケール、回転、遠近などの各要素をそれぞれ分析し、それぞれをスタビライズする事で滑らかなモーションへと各要素を補間していきます。
    補間方法は「位置」「位置、スケール、回転」「遠近」「サブスペースワープ」から選択する事ができ、「サブスペースワープ」は分析できる全ての要素を分析・補間しスタビライズをかける設定になります。
    デフォルトでは「サブスペースワープ」が設定されているので、Premiere Proが「サブスペース」を推奨しているのでしょうが、歪みが自然とは言えません。
    4つの設定の中から、違和感の少ない設定を選びましょう。

    スケールを保持

    スケールの保持はスケールに保管が適応される「位置、スケール、回転」「遠近」「サブスペースワープ」の設定時に適用する事ができます。
    デフォルトではチェックが入ってません。
    この状態でスタビライズを行う際にはスケールを大きくしたり小さくしたりする事で微調整を行っています。
    スケールを保持にチェックを入れると、スケールの調整はされないままスタビライズされる設定となります。
    この設定はデフォルトからほぼ変更することはありません。

    フレーム

    フレームは映像を手ぶれ補正する際に余計な部分を切り取ったり、自動でスケール調整を行っていますが、どこまで自動調節するのかを選択できます。
    「スタビライズのみ」「スタビライズ、切り抜き」「スタビライズ、切り抜き、自動スケール」「スタビライズ、エッジ合成」の4つの設定があります。
    デフォルトでは「スタビライズ、切り抜き、自動スケール」が設定されています。
    他の設定もありますがこの設定しか使わないといっても過言ではありません。

    自動スケール

    自動スケールはフレームで「スタビライズ、切り抜き、自動スケール」の設定をした場合にのみ表示されます。
    これは、ユーザー側が設定できるものではなく、手ぶれ補正を行なった結果どの程度拡大されているのかを表示しています。

    アクションセーフマージン

    エッジの切り抜きを調整できる設定になります。
    アクションセーフマージンとはテレビや放送用モニタなどの画面上で、正しく表示される領域を示す目安のことです。
    テレビは、外側の映像を切り捨てて、中央を拡大する伝統になっています。
    端っこが切られてしまうのを、先にアクションセーフマージンを導入する事で画面の情報を切られるのを防ぐ事ができます。

    追加スケール

    追加スケールは現在の表示サイズを100%として、スケールの拡大・縮小の調整が可能です。

    詳細分析

    トラッキングの精度を上げて、より正確な映像を出力できるようにします。
    コンピューターに負荷がかかってしまいますが、時間があるときは極力オンしておくと良いでしょう。
    デフォルトではオフに設定されています。

    ローリングシャッターリップル

    ローリングシャッターとはイメージセンサーのピクセルのうえから順番に露光を行い殿下に変換された電子を上の行から順番に読み出すシャッター方式のことを言います。
    ローリングシャッターは移動しているものを撮る際に歪んでしまう傾向があるため、その歪みを修復する機能です。
    基本的には初期設定の「自動リダクション」で十分ですが、大きな歪みがあるときは「拡張リダクション」を使用しましょう。
    この機能は補間方法で「遠近」と「サブスペースワープ」を選択した際に機能します。

    まとめ

    Premiere Proで手ぶれ補正を行う方法を紹介してきました。
    できるだけ手ぶれがないように撮影してきても、帰ってきて手ぶれが大きければ悲しくなってしまうものです。
    そんなときに、Premiere Proを利用した手ぶれ補正を行うことで思い出がきれいに残ります。
    少し設定が多いワープスタビライザーですが、自分の中の最適な方法を見つけていきましょう。

    最後までお読みいただきましてありがとうございます。ご意見・ご要望などございましたら、
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