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記事タイトル超手軽!様々な場面で大活躍するPhotoshopの写真加工3選
記事URLhttps://min-web.com/photoshop-photo-processing/
記事タイトル超手軽!様々な場面で大活躍するPhotoshopの写真加工3選
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POINTこの記事をざっくり言うと
Camera Rawフィルターを使うことで彩度や色味が調節できる
HDRで写真のトーンを変え、迫力のある写真にできる
スポット修復ブラシツールは肌をきれいに仕上げることができる
Photoshopでは、色味調整・人の肌の補正・明るさ調整などさまざまな加工が施せるツールなので、撮り直しができない写真をきれいに見せるのに欠かせません。
例えば、
・広告やSNS用のポートレートを撮ったものの、モデルの肌をもっときれいに仕上げたい
・社内の写真を撮ったが室内だったため暗くなってしまいブログ映えしない
・ブログにアップする写真を撮ってみたが、色味が微妙できれいに写らない
といったことがあっても、Photoshopなら後から修正できます。
今回は基本的な写真加工の方法と、覚えておくと便利な写真加工の方法を紹介します。
基本的な写真加工
特別なテクニックを要しない、基本的な写真の加工方法を解説します。
画面右上にあるタブメニューの「ファイル」→「開く」で加工したい写真を選択します。
今回は、以下の写真を加工します。
分かりやすいよう、レイヤー名をクリックして「背景」に変更します。
ここに加工を施します。
レイヤーを複製する
まず、加工前と加工後の写真を見比べられるよう、レイヤーを複製しましょう。写真を見比べながら写真の加工ができます。
レイヤーメニューで加工するレイヤーを右クリックします。
表示されたメニューの「レイヤーを複製」をクリックします。
レイヤーが複製されましたので、加工後と加工前の写真を比較できます。以下で作業するのはコピーしたレイヤーです。
Camera Rawフィルター使用する
Camera Rawフィルターとは、Photoshopに元から組み込まれているプラグインで、写真加工で行う基本的な機能が備わっています。Camera Rawフィルターを使用するだけで基本的な加工が可能なので非常に便利です。
Camera Rawフィルターは「フィルター」→「Camera Raw フィルター」の順にクリックして開きます。
別タブが表示されるので、ここで加工します。
●構図を決める
をクリックして構図を調整します。
黄枠の部分で、画像をトリミングしたり、傾きを調整したりします。
次に、グリッド線を表示させます。グリット部分にチェックを入れます。
グリッド線を表示する事で被写体の傾きを確認できます。
傾きを調整するときは回転を使うと、綺麗に調整できます。
垂直方向や水平方向を調整すると、写真に奥行きを出す事ができます。
色温度を調整する
光の色は光源によって変わります。
撮影したときに適正の色温度を設定しないと寒色の写真になったり、暖色の写真になったりしてしまいます。
Photoshopを使用することによって後からでも色温度を調整することができるようになります。
色温度やハイライトなどは
をクリックして調節します。
左の「色温度」のつまみを左に移動させると寒色寄りになり、右に移動させると暖色寄りの写真になります。
色かぶり補正を調整する
色かぶり補正を使用する事で写真を緑っぽくしたりピンクっぽく加工したりできます。
自然の中で写真を撮ると草木からの反射光で写真が緑色っぽく写りますが、色かぶり補正を調整し色をピンク寄り移動させると、写真の緑っぽさを無くせます。
露光量(明るさ)を調整する
写真の露光量(明るさ)を調整します。暗い場所で撮った写真も明るくすることができます。
コントラストを調整する
コントラストを上げると、しっかり写った写真になり、コントラストを下げるとふんわりとした写真になります。調整を行うとリアルタイムで効果が反映されるのでそれを見ながら調整しましょう。
ハイライトを調整する
ハイライトを調整すると、光が当たって明るくなりすぎてしまった部分を落ち着かせることができます。
シャドウを調整する
シャドウを調整すると、暗くなりすぎてしまった影の部分を明るくすることができます。
白レベルを調整する
白レベルとは写真の中で一番明るい箇所の事です。白レベルを調整すると、明るくなりすぎてしまった部分を暗くして光を落ち着かせたり、更に明るくして光を強調したりできます。
黒レベルを調整する
黒レベルは写真の中で一番暗い部分です。黒レベルを調整することで黒くなりすぎてしまった部分を明るくして黒つぶれを抑えたり、更に暗くしてメリハリのある写真したりできます。
明瞭度を調整する
明瞭度を上げると写真の細かい部分まではっきりとした写りになり、明瞭度を下げる事でふんわりとした柔らかい写真になります。
かすみの除去を調整する
かすみの除去をプラス側にすると写真の靄が消えてはっきりと写ります。例えば、空の青さを引き出す時に便利です。逆にマイナス側にすると靄がかかったような柔らかい写真になります。
自然な彩度を調整する
自然な彩度は、人の肌の彩度がほとんど変わることなく、他の部分の彩度を変えられるので、人物が写っている写真の彩度を変更するときに便利です。
彩度を調整する
彩度を調整することで、鮮やかな写真やモノクロの写真に仕上げられますので、煌びやかな写真を作成したいときに便利です。
今回は以下のように写真を加工してみました。
くっきりとした写真に加工をしたい時はシャドウや黒レベルを下げることによって暗い部分がしっかり出てきます。「シャドウ」「黒レベル」を下げ、「ハイライト」「白レベル」を上げるとメリハリをつけた写真に加工になるので、写真の印象も変わるでしょう。
「かすみの除去」をプラスにすると、はっきりとした写真になりますが色が強く出てしまいますので、そのときは彩度を下げる事によってちょうどいい色合いに調整できます。
ダイナミックな写真にする
Photoshopを使えば、写真をダイナミックに見せることが出来ます。
風景をもっと綺麗に見せたい、迫力のある写真に仕上げたいと思うときに便利な機能を紹介します。
Photoshopで1枚の写真からHDRを行う
HDR(ハイダイナミックレンジ)とは、明るさの異なる複数の画像を組み合わせて写真の階調を広げる手法です。
影が黒く潰れてしまったり、直接日光が当たっている部分が白つぶれしてしまったりするのを修正し、写りをはっきりさせることができるので、よりディティールが深まるためダイナミックな写真が出来上がります。
本来HDRを行うなら複数枚の写真を用意する必要がありますが、Photoshopを使用する事で写真1枚でもHDRを行う事が出来ます。
●HDRを行う画像を開く
HDR加工を行う画像をPhotoshopで開きます。
「イメージ」→「色調補正」→「HDRトーン」を選ぶ
「イメージ」→「色調補正」→「HDRトーン」の順番にクリックします。
数値を調整する
設定した数値がリアルタイムで画像に反映されます。好みの画像になるように数値を調整します。
「エッジ光彩」をあげるほど写真が絵のような仕上がりになります。
「ガンマ」「露光量」「シャドウ」「ハイライト」はビューを見ながら調整しましょう。
空が白んでいるときはハイライトを下げると空が綺麗に映ります。
色鮮やかになり崖の影のディティールが細かくなりました。
表現できる階調が広がったので、影で黒つぶれしていた箇所と太陽で白飛びしていた部分が適正な明るさになったのが確認できますね。
本来のHDRでは何枚も同じ構図の写真を用意しなくてはならないので三脚が必須です。
しかしPhotoshopを使用すれば写真一枚でHDR加工を行う事ができます。
肌を綺麗にする
人物を撮影するときに気になってしまうのがニキビなどの出来物です。
Photoshopではニキビやホクロなどの物を簡単に消す機能があるので紹介します。
スポット修復ブラシツールを使用する
「スポット修復ブラシツール」とはマウスで選択した箇所を周りの部分に同調される機能です。
Phtooshopが自動で境界線をなじませてくれるので綺麗に不要物を除去する事が出来ます。
肌のニキビやホクロ等といった一点だけ物を消したいときには「スポット修復ブラシツール」が重宝します
「スポット修復ブラシツール」を選択します。
ブラシのサイズを調整します。ニキビよりやや小さめにします。硬さは100にします。
ニキビを何度かドラッグすると肌と馴染んで消す事が出来ます。
まとめ
Photoshopの機能の1つである「Camera Raw フィルター」はとても優秀で、これ1つを使用するだけでも基本的な加工を行う事ができます。
元の写真によって色味や明るさが違うので適切な加工の仕方が違います。パラメータを色々触ってみて自分の好みの写真を表現できるように挑戦してください。
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