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オウンドメディア事例52選+それぞれの特徴を解説(12の役割別に分類)

オウンドメディアの成功事例について研究されている方も多いでしょう。今回は、有名なオウンドメディアを52サイトほど紹介します。それぞれの特徴、素晴らしい点は一体どういったところなのか。どのようにビジネスに寄与していると考えられるかを解説します。

「オウンドメディアをこれから立ち上げる」「運営しているオウンドメディアがなかなかうまくいかない」

そんなときは、ほかの成功しているオウンドメディアを参考にすることで立ち上げのヒントをもらえたり運営の成功の手がかりを見つけることができます。

この記事では、他社の事例から多くのヒントを得てもらうために、有名かつ成功している52の事例を12の特徴に分けて、分析して紹介していきます。

成功事例を参考にするのは非常に効果的ですが、本質的にはユーザーの求める適切な情報を発信することが重要ということを頭において事例をご覧ください。

そうすることで本質を見失うことなく、オウンドメディアの立ち上げや運営に活かせる情報を得られるでしょう。

目次

成功しているオウンドメディアとは?特徴を12に分類

今回は成功しているオウンドメディアの事例を下記の12項目に分類して紹介していきます。

※クリックで該当の見出しまで飛びます

特徴1.ユーザーとの長期の関係構築がうまい
特徴2.ECサイトとの連動・販売強化で売上UPに成功
特徴3.商品のブランディングがうまい
特徴4.ノウハウ発信で技術と信頼性をアピール
特徴5.企業ブランディング・採用サポート
特徴6.独自の世界観を広める
特徴7.サービスの利便性向上・カスタマーサポート
特徴8.コミュニティの育成
特徴9.コンテンツ・発信の仕方に特徴がある
特徴10.専門家の巻き込みがうまい
特徴11.面白いからバズる、認知度急上昇
特徴12.特定のユーザーをピンポイントで獲得

自社と同じようなオウンドメディアはもちろん、それ以外のオウンドメディアでも、参考になる要素がたくさん含まれています。

良い事例から自社のオウンドメディアに活かせるポイントを見つけて、自社サイトの改善につなげていきましょう。

特徴1.ユーザーとの長期の関係構築がうまいオウンドメディアの事例

ユーザーが頻繁にアクセスしたくなる仕組みと、長期的に関係を維持しながらサービスの利用につなげる導線がうまいオウンドメディアを集めました。

ターゲットに検索されそうなワードを網羅しており、悩みや疑問を解決できるような記事を掲載しているメディアが多いです。「このメディアさえ見ていれば漏れなく情報を集められる」というポジションを確立しようという考えがみて取れます。

「ユーザーと長期の関係構築をする方法」と「頻繁にアクセスしたくなる仕組み作り」は自社のサイト運営に活かせる部分だと思います。

実際の事例を見て参考になる部分を確認していきましょう。

ユーザー同士の交流を促すGAZOO


https://gazoo.com/

車に関するオウンドメディアは多数ありますが、業界トップのトヨタは特徴的なオウンドメディアを運営しています。

トヨタの運営するGAZOOは、自社の車だけでなくメーカー問わず、様々な車にまつわる話やニュースを紹介することで、車好きのユーザーを多く集めています。

車好きのユーザーを多く集めて「自社のブランディング」「TOYOTA公式中古車サイトでの中古車の販売」につなげることを目的として運営されていることが推測されます。

「GAZOO」のユーザーとの長期関係構築につながっているポイントは下記の3点です。

①ニュースの更新頻度と件数
②メルマガ登録
③ユーザー同士の交流の仕組み

「GAZOO」のニュースの更新頻度と件数は目を見張るものがあります。1件の内容はコンパクトなものの、ほぼ毎日10件ほど車にまつわるニュースを紹介しています。

これだけの頻度でニュースが更新されているとユーザーとしては定期的に訪れたくなってしまいますね。

また、メルマガ登録をすると、毎週1回編集部おすすめ記事のダイジェストがメールで送られて来るようになっています。このような定期的に連絡をとる仕組みは、長期の関係構築に有効です。

加えて、GAZOOではあげられた記事に対してユーザーがコメントができるようになっています。さらにそのコメントに対して他のユーザーが「返信・高評価・低評価」などができるようになっています。

そのためユーザー同士での交流が生まれやすい環境ができています。

自分のコメントに対して「誰かから返信があるか」「どんな評価がされているか」が気になってついついサイトにアクセスしてしまいますね。

中古車購入を検討する時の教科書「グーマガジン」


https://www.goo-net.com/magazine/

「グーネットマガジン」は中古車購入を検討している人が、必ず訪れるサイトと言っても過言ではありません。

中古車を買う際に必要な知識や情報が網羅されています。そのため、中古車購入を検討する場合「グーネットマガジンさえ見ておけば失敗しない」という印象を与えることに成功しています。

また、「グーマガジン」の記事では、中古車購入を検討している人が検索しそうなワードが網羅されています。これには「中古車購入を検討している人は漏れなく集客しよう」という熱意が見て取れます。

これだけ網羅的に記事が書いてあると、中古車に関して何か困った時に毎回アクセスしてしまいますね。

暮らし・住まいに関わる情報を網羅しているSUUMOジャーナル


https://suumo.jp/journal/

このSUUMOジャーナルは、CMなどで有名な「住まいに関する総合情報サイト」であるスーモのオウンドメディアで「暮らし・住まい」に関わる情報を発信しています。

SUUMOジャーナルを訪れば「住まいに関する疑問を解決できる」ようになっており、まるで教科書のような充実したコンテンツが魅力のオウンドメディアです。

役立つノウハウやシミュレーションツールなどもあり、活用の幅は多岐に渡ります。

他にも地域に密着した記事も多数あり、その地域に住むことを検討している人の興味をひくことに成功しています。

また、豊富なコンテンツには「人生の一大イベントである家の購入や引越しで、慎重になる人の不安を払拭する」といった狙いもあるのかもしれません。

このSUUMOジャーナルのような網羅的なサイトを構築できれば安定した集客基盤を気づくことができそうですね。

専門性を高めて信頼を獲得している楽待不動産投資新聞


https://www.rakumachi.jp/news/

このサイトを開いた瞬間、新聞の電子版ページを開いてしまったのかと勘違いしてしました。

新聞のようなシンプルで落ち着いたデザインにすることで、ユーザーの警戒心が高い不動産投資というコンテンツでも、信頼性を獲得することに成功しています。

また、弁護士や税理士が作成した記事が多く掲載されており、ユーザーが安心して投資に関する情報を集めることができるサイトになっています。

グーグルはE-A-Tと言われる「専門性・権威性・信頼性」を重要視しており、特に不動産投資などは「信頼性」が重要視されることから、このように弁護士や税理士などの専門家の記事を掲載することは、SEO対策としても非常に効果があります。

楽町新聞も、先のGAZOOと同様にユーザーが「記事に対してコメント」「コメントに対してgood・bad」「コメントに対して返信」などができるようになっています。

このようにユーザーや編集部との交流を生むことで、一方通行ではない情報提供ができ関係の構築に成功しています。

テック業界の業界報キャリアハック


http://careerhack.en-japan.com/

「テック業界で働く人のためのWEBメディア」というコンセプトで運営されており、最先端の技術や発想に関わるインタビュー記事が日々更新されています。

そのような記事を頻繁に更新することで、業界報のような立ち位置になっており、ユーザーの囲い込みに成功しています。

これまでの網羅的に情報が書かれている教科書のようなメディアと違い、トレンドや話題が中心で、雑誌のようなイメージのメディアですね。

「企業の様々なアイデアや頑張りを見ることで、自分自身のモチベーションが高まる」というユーザーは多いのではないでしょうか。

「業界報のような立ち位置」と「モチベーションアップなどの価値」を確立することで囲い込みに成功している事例ですね。

遊び心あふれる「プレゼント」と「ほしいボタン」で囲いこむTIME&SPACE


https://time-space.kddi.com/

プレゼントって素敵なひびきですよね。

このTIME&SPACEは会員登録することで、メルマガを受け取れるだけでなくプレゼントに応募することができる仕組みがあります。

また、「ほしいボタン」というものがあり、このボタンがたくさん押されるとプレゼントに選ばれる可能性が高まるようです。

気軽に押せるボタンなので、楽しくなってついついサイトに訪れてしまいますね。

質の高いコンテンツを掲載するのはもちろん重要ですが、このような遊び心のある仕組みも作れると、ユーザーとの関係がより深いものになりそうですね。

特徴2.ECサイトとの連動・販売強化がうまくいっているオウンドメディアの事例

オウンドメディアは「ECサイトがアプローチできない顧客潜在層にアプローチ」ができるため、ECサイトと非常に相性がいいです。

ECサイトで「今すぐ商品が欲しい顧客」を集め、オウンドメディアで「悩みがある・買うか迷っている顧客」を集めることで大きな売上はUPが見込めます。

そんなECサイトとオウンドメディアの連携は様々なパターンがあります。ここでは複数のパターンを紹介するので、それぞれの特徴を理解しましょう。

ECサイトとオウンドメディア連動の王道ワタシプラス


https://www.shiseido.co.jp/sw/beautyinfo/

ワタシプラスは「美容に関する悩みを解決する記事を作成し、その悩みを解決する手段として自社の商品を紹介する」という設計です。

商品を販売するオウンドメディアの王道のパターンですね。また、悩みからだけでなく、商品から記事を探すことができるのも面白いです。

例えば、シャンプーのカテゴリーに行くと、頭皮や髪に関する悩みの記事が表示され「そういえばこんな悩みがあった」と意識していなかった悩みが明確になり、商品購入に繋がる流れになっています。

また、会員登録して商品を購入するとポイントがたまる仕様になっています。

ためたポイントは1ポイント1円として使えるだけでなく「ビューティポイントプログラム」というもので、ポイントを使って美味しいものを食べたり、日帰り旅行を楽しむことができるようになっています。

このような仕組みがあると「あと〇〇ポイントためたら旅行に行けるから商品を買っちゃおう」という流れで商品購入につなげることができますね。

豊富なメニューがあることで会員登録の促進にも繋がっているのではないでしょうか。

ECとオウンドメディアを連動させる場合は、まずこのワタシプラスをお手本にすると良いでしょう。

EC色が強いのに売り込み感がない「北欧暮らしの道具店」


https://hokuohkurashi.com/

ECサイトと連動しているオウンドメディアのなかでは、一番EC色が強いのが特徴です。

右上にわかりやすくカートがあり、商品を購入するためのサイトだという印象を強く感じます。

一方で商品ページでは、機能や実際に使ってみた感想が記事として成り立っています。

心地の良い文章で売り込む感じが一切なく、まるで友人から商品をオススメされているかのような感覚になります。

サイト全体のデザインも雑誌のようになっており、ずっと読んでいたい思ってしまいます。

ユーザーが膨大な商品と触れることが当たり前となった現代に、最適化されたECサイトの形ですね。

ガイドとして情報をまとめることで手間なく集客につなげる「まるわかり!子ねこガイド」


http://kalkan.jp/catguide/

オウンドメディアというと定期的な更新が必須のように感じますが、この「まるわかり!子ねこガイド」はあまり更新をせず集客に成功しているメディアです。

子ねこを育てるときに役立つ情報を網羅的にまとめており、ガイドとして発信することで子ねこを新しく飼う人や飼った人の困りごとを解決できる作りになっています。

このような知識や困りごとの解決方法はあまり変わることがないため、1度作ってしまえばあまり手を加えないでも、長期的な集客が見込め流のが特徴です。

売上につなげる流れとしては、オススメの記事の中に自社製品の紹介ページのリンクを載せて、自然と自社製品の購入につなげる仕組みになっています。

「ガイドとして発信できる情報がある」「ガイドと商品の親和性が高い」といった場合、このようなメディアを作れると費用対効果はかなり高くなるでしょう。

専門性と長期フォローをアピールし信頼を獲得「誰かに教えたくなるソファの世界」

https://www.ny-k.co.jp/enjoy/

この「誰かに教えたくなるソファの世界」は商品購入に際して、出てくる「困りごとや悩み」を解決するコンテンツで、集客から商品の販売までつなげることに成功しているメディアです。

ソファに関する専門性の高い情報や、職人の声などを盛り込むことで「ここで買えば失敗はないだろう」と印象付けることができています。

また、手入れの方法などにも詳しく書いてることで、ユーザーは「アフターフォローもしっかりしている」と感じることでしょう。

ソファのようにそれなりに値が張って、長期にわたって使用するものについては、このような一貫したフォローをアピールするのが効果的です。

そうすることで安心感を与えることができ、商品の販売に大きく貢献するでしょう。

オウンドメディアとECサイトの区切りがはっきりしている石鹸百科


https://www.live-science.com/

石鹸百科(オウンドメディア)と石けん百貨(ECサイト)ではっきりと2つにはっきり分けているのが特徴的なメディアです。

石鹸百科で知識やHow Toなどを発信し、悩みなどを解決する手法として、石けん百貨の商品を紹介しています。

また、記事によっては「石けん百貨に登録して商品を購入することで読むことができる」というものあり、自然とECサイトへの登録をうながす仕組みができています。

商品を販売するには、商品の魅力をアピールするだけでなく、商品を使うことでどのような未来が得られるのか想像することができる作りが重要だと感じさせられますね。

細かいところまでこだわりを感じる土屋鞄製造所


https://tsuchiya-kaban.jp/

シンプルで全体的に写真が多く、雑誌のようなデザインが特徴的です。使われている写真1つ1つが美しく、こだわりを感じます。

職人を紹介しているページが多数あり「なぜ鞄職人になったのか」「カバンをどのような想いで作っているのか」といったことが細かく語られています。

また、革の手入れ方法について詳しく書いてあるページがあり「ものを大切にして長く使って欲しい」という想いが伝わってきます。

細かいところまで徹底的にこだわっているからこそ、作れるオウンドメディアですね。

特徴3.商品のブランディングがうまいメディア

オウンドメディアは商品のブランディングにも大きく貢献します。

商品ページでは伝えきることができない職人のこだわりや商品の特徴を盛り込むことで、ユーザーの心に訴えかけることができます。

豊かになりモノが溢れている現代では、モノがいいだけではなかなか売れません。ユーザーの心を動かすことが重要になります。

そんなユーザーの心に訴えかけることに成功しているオウンドメディアの事例を紹介します。

ノウハウを公開してブランディングに成功しているコナミスポーツメソッド

https://www.konami.com/sportsclub/method/

コナミスポーツメソッド上では、身体の不調を改善するためのトレーニングや、体操や水泳などのスポーツのコツがわかるコンテンツが配信されています。

スポーツのコツのコンテンツでは、コツだけでなく正しい教え方についても解説があります。これは、教え方を公開することで、指導の質の高さを示し「こどもを安心して預けられる」と思わせる狙いがあるのではないでしょうか。

解説しているのもメダリストなどの有名な選手ばかりで、コナミスポーツのブランディングに大きく貢献しているように感じます。

「ノウハウを多く保有している」「専門的な知識ではどこにも負けない」という場合は、コナミスポーツのように、余すことなく伝えることでブランディングにつなげる方法を選択すると良い結果に繋がるでしょう。

見込み客のコミュニティに入り込み成功しているレッドブル


https://www.redbull.com/jp-ja/

レッドブルは、売りたい商品やサービスを宣伝するのではなく、商品のニーズがありそうなコミュニティに入り込んでいくというマーケティングで成功しています。

「エクストリームスポーツ」と言われる「過激さを醍醐味とするスポーツ」のスポンサーになることで商品のブランディングにつなげ、結果的にエナジードリンクの売上が向上しています。

また、オウンドメディア上にも「エクストリームスポーツ」に関する記事が多数ある一方で、商品をPRする記事はほとんどありません。

レッドブルがターゲットとしてる若年層の「押し売りや広告を嫌う」という特徴を踏まえて、このような設計になっているのでしょう。

ターゲットに合わせた施策の重要性がわかる、マーケティング全般のヒントになる事例ですね。

様々な切り口で自社の商品のブランディングにつなげるNISSAN OWNERS‘ MAGAZINE


https://n-link.nissan.co.jp/NOM/

日産の車を「実際に活用している事例」や「新しい技術の紹介」から、「日産の匠たち。」という技術者の紹介ページまで幅広いコンテンツを提供しています。

また、日産に関する歴史や過去の車の紹介なども行なっており、ファンにはたまらない作りになっています。日産についてより詳しくなってもらい、愛着を持ってもらうことでブランディングを高めるという狙いを感じます。

そうすることで買い替えの際に、再度日産車を検討してもらい売上のUPにつなげることに成功している事例です。

商品を購入したユーザーを囲い込んで、再度購入を促すことで売上をあげたいという場合に参考になりますね。

高級なブランドイメージを維持しつつ新しい層を取りに行くメルセデスベンツライブ


https://mb-live.jp/

白と黒を基調としたシックなデザインで、メニュー部分も全て英語で表記されており、パッと見ただけでおしゃれさを感じさせるサイトになっています。

コンテンツも絶景を楽しむドライブやメルセデスベンツ130年の歴史など、ワンランク上の車という印象を強く受ける作りになっています。

また「She’s Mercedes」という女性にフォーカスしたコンテンツもあり、ベンツに乗るかっこいい女性のイメージを確立しています。

スタイリッシュな雰囲気と一転、認定中古車について紹介する記事ではアニメ「秘密結社鷹の爪」のキャラクターとコラボした記事で、これからベンツに乗ってみたいという層にアプローチしようとしている意図も感じます。

ブレないブランディングをしつつ、新しい層を狙う場合は、この「Mercedes-Benz LIVE!」を参考にしてみましょう。

特徴4.ノウハウ発信で技術と信頼性をアピール

オウンドメディアでノウハウを惜しみなく発信することは、技術と信頼性のアピールに繋がる有効な手段です。

メディアによってはこんな情報無料で公開してしまっていいの?と思わされるものもあります。

豊富なノウハウを社内で保有している場合には、これから紹介するメディアを参考に情報発信して、技術と信頼性をアピールしてみましょう。

価値のあるノウハウでスクールの信頼性を向上させるグロービス

https://globis.jp/

日本最大級のビジネススクールであるグロービスが保有するノウハウを公開し、信頼性をアピールすることに成功しているオウンドメディアです。

また、G1サミットという様々な分野の第一線で活躍する人の集まりで行われたセッションの内容を記事や動画のコンテンツとして配信しています。

これらのノウハウやコンテンツを閲覧しにきたユーザーをグロービス経営大学院の体験クラスや説明会に流す作りになっています。

これだけのノウハウやコンテンツを配信しているグロービスであれば、良質な学びの場が提供されていると感じることでしょう。

ターゲットユーザーに合わせたコンテンツ配信の重要性を再認識させられるオウンドメディアですね。

根拠となるデータを示し信頼性の高さをアピール賃貸未来研究所


https://www.kentaku.co.jp/miraiken/

都道府県別の街の住みここちランキング・住みたい街ランキングや「年齢別の賃貸と持ち家の割合」などの情報を掲載しています。

「年齢別の賃貸と持ち家の割合」のデータから共働き世帯の話になり、共働き世帯が増えてきているというデータを示し、これをもとに共働きのカップルのための住宅を作っています。

データをもとに根拠を持って商品を作っている過程を示すことで、信頼性をアピールすることができています。

商品やサービスを作った由来や元になったデータを公開することの有効性を感じるオウンドメディアですね。

経営に関するノウハウで紹介するサービスの信頼性を高めるビズヒント


https://bizhint.jp/

ビズヒントは経営者や事業責任者をターゲットとして、事業の運営や企業の発展に関わる情報を発信しています。

経営者や事業責任者が気になる補助金・助成金や業界動向などの情報でアクセスを集めて、企業から依頼を受けた広告を掲載しユーザーを送客することで収益につなげています。

経営に関するノウハウを発信することでビズヒントの信頼性を高め、「ここに掲載されているサービスなら安心」と思わせることに成功しています。

経営者や事業責任者をターゲットとする場合は、このようにノウハウを公開して信頼を勝ち取っていくことが重要ですね。

丁寧でわかりやすい説明でサービスの質の高さをアピールするミンウェブ


https://min-web.com/

Webに関する最新情報やノウハウを惜しむことなく発信しているメディアです。

教科書のような作りを目指しており、どこよりも丁寧な説明をウリにユーザーの信頼性を得ています。

e-bookのダウンロードから見込み客の獲得し、Webコンサルティングのサービスにつなげています。

困ったときに頼りになるサイトを作ることができれば、ユーザーからの信頼を獲得しやすく狙っているアクションを起こしやすくなるため、こういったノウハウがある場合は積極的に発信していくと良いでしょう。

特徴5.採用サポートに成功しているオウンドメディア

最近では、オウンドメディアで「自社にマッチした優秀な人材の採用に成功」している企業が増えてきています。

オウンドメディアでは通常の採用サイトとは違い、社員の普段の働く姿や、会社の考え方や想いを細かく発信することができます。そのため、自社にマッチした求職者からの応募を多数集めることができます。

オウンドメディアでの採用に成功していて特徴的な事例を5つ集めました。

固くなりがちなコーポレートサイトに親近感を与えるミートリクルート


recruit.co.jp/meet_recruit/

ミートリクルートは株式会社リクルートホールディングスが運営するオウンドメディアです。ジャンルを問わずに「働き方・生き方」「社会の動き」「人材育成」などについて多数の記事を掲載しています。

リクルートのコーポレートサイトのトップページで、このオウンドメディアのコンテンツが大きく表示されているのが特徴です。

一般的にコーポレートサイトは固い内容になりがちですが、このようにオウンドメディアのコンテンツを表示することで、親近感を与えて企業のブランディングにつなげることに成功しています。

また、このオウンドメディアはコーポレートサイトと同じドメインで運営されているため、コーポレートサイトのドメインの価値を向上することにも貢献しているでしょう。

企業のブランディングを目的としてオウンドメディアを運営する場合は、参考にしたいサイトですね。

シンプルでわかりやすく自社の魅力をアピールするFEATUReS


https://www.cyberagent.co.jp/way/features/

このメディアを見るだけで採用に対する考え方や、サイバーエージェントが挑戦していること・技術力の高さがわかるようになっています。

サイバーエージェントで働きたいと考えている求職者はこのメディアをみて、必要な情報や雰囲気をつかむことができるでしょう。

また、社内の技術者へのインタビューを掲載したり、関わっているサービスを紹介することで、企業のブランディングとしてもうまく作用しています。

「こんな技術者がいるなら信頼できそう」「こんなサービスに関わっているならこれもお願いできるかな?」と考える人も多いのではないでしょうか。

「採用」「サービス」「技術・デザイン」「IR」は企業のブランディングに置いて最適な4つのカテゴリのように感じます。

オウンドメディアを企業のブランディングに役立てたい場合参考にしたいメディアですね。

社内の理解と協力体制により成功しているメルカン


https://mercan.mercari.com/

オウンドメディアの運用の目的の1つに採用につなげるというものがあります。

このメルカンでは「企業のカルチャー」や「働く人」について発信をし、応募者との認識のずれをなくすことに成功しています。

またメルカンの運営には経営者がコミットしているというのも参考になる点ですね。

経営者がメルカンに関心を持ち、場合によっては記事をシェアしているため、社内での理解や協力も得られやすい状況ができています。

「社員みんなのメディアである」というのもポイントです。

担当者はいるものの、メルカン運営専用の部署はなく、様々な部署の人が関わり誰が書いてもいいという仕組みになっています。

社内向け・社外向けといった考えがなく、社内のメンバーがメルカンを通して情報を得ることもあるそうです。

オウンドメディアの運営で社内の協力がなかなか得られないという場合は、このメルカンを例として紹介してみると良いかもしれません。

採用オウンドメディアのお手本となるミクシル


https://mixil.mixi.co.jp/

「ミクシィを知る」を略してミクシルという名称が生まれたそう。

シンプルですが、オウンドメディアのテーマをわかりやすく表現している良い名前ですね。

ミクシィで働く様々な職種の人のインタビュー記事が掲載されており、実際に働くイメージがつきやすいです。

また「男性の育休の事例の記事」や「社内のカフェやマッサージルームなどの福利厚生に関する記事」を多数掲載しており、社員の働きやすさを追求している様子が伝わってきます。

求職者が興味を持つようなコンテンツをわかりやすく発信しているミクシルは、採用のオウンドメディアのお手本のような存在です。

名刺管理サービスのイメージを変えるmimi


https://jp.corp-sansan.com/mimi/

先ほどのミクシルとは打って変わって、写真を多く使ったスタイリッシュなデザインですね。

mimiを運営しているSansanのメイン事業である名刺管理サービスは、新卒には馴染みがなくなかなか良い印象を持ってもらいにくいサービスです。

しかし、mimiでは写真を多く盛り込み、スタイリッシュなデザインにすることで「魅力的な会社である」というイメージを持ってもらうことに成功しています。

自社のサービスや商品が、良いイメージを持ってもらいづらいという場合は、mimiを参考にしてみるといいかもしれません。

記事のタイトルがうまい!「私がメドレーに入社した理由」


https://www.wantedly.com/stories/s/medley

この「私がメドレーに入社した理由」は記事のタイトルがうまいです。

基本の形は「〇〇だった私がメドレーに入社した理由」なのですが、そのどれもが興味をひく内容になっています。

「ウォーターボーイズだった僕が、エンジニアになってメドレーに入社した理由」なんて書いてあったら気になって読んでしまいますよね。

様々な経歴の人が、同様の形で記事を作成しているのでどんな人でも1つは気になる記事があるのではないでしょうか。

また、記事の構成も大きく変わることはないので、記事作成のハードルもあまり高くはありません。

いろいろな経歴の人を採用しているという企業には、 とても参考になるメディアだと思います。

※オウンドメディアではなくwantedlyブログで運営されているのですが、参考になる部分が多いため紹介しております

自然と社員がライターになっているベイジの日報


https://baigie.me/nippo/

「ベイジの日報」では、社員が書いている日報から、公開できるものをピックアップして紹介しており、自然と社員全員がライターになる状況を作ることができています。

社員が働きながら考えていることや、悩みなどが表現されているため、リアルを感じることができます。

「採用のオウンドメディアをやってみたいけど書く人がいない」「社内での協力体制ができていない」という場合には、日報を書いてもらいこのような形で公開することを検討してみましょう。

一度体制を整えることができれば、あまり手間をかけることなく運用を軌道に乗せることができるでしょう。

特徴6.独自の世界観を広める

オウンドメディアには、独自の世界観を広めて市場や人の心を動かすことを狙っているものもあります。

こういったメディアはなかなか意図がわかりづらく成果にも繋がりにくいですが、長期的にみると大きな利益につながる可能性があります。

目的と一貫性を持って運営しないと「なんだかよくわからないメディア」になってしまうことも大いに考えられるので、こういったメディアはどのような目的を持って運営しているのかを理解しておきましょう。

最先端の技術に関するコンテンツを発信し新技術に敏感な姿勢を示すBAE


https://bae.dentsutec.co.jp/

BAE(ベイ)では、最先端の技術を駆使したプロモーションやサービスの話題が多く取り上げられています。

運営会社の電通テックは、プロモーションの課題解決のサービスを展開しているため、こういった話題を取り上げて解説することで「幅広い手法の中から最適なもので効果を上げてくれそうだな」と感じさせる狙いがあるのではないでしょうか。

このように自社のサービスに関連のある話題を取り上げて、自社サービスにつなげるコンテンツ製作は効率的で、集客にも繋がりやすいため取り入れていきたいですね。

商品の紹介よりもユーザーとの世界観統一を重視するVISIONARY


https://lexus.jp/magazine/

VISIONARYはトヨタの高級自動車ブランドであるLEXUSのオウンドメディアなのですが驚くことに、トップページにほとんど車記事が出てきません。

「新しい技術に関する記事」や「ジャンルを問わない商品に関する記事」などがありますが、どの記事からも一貫してこだわりを感じます。

ただ技術や商品を紹介するのではなく、作り手の想いや気持ちが細かく綴られています。このような記事に触れることで、こだわりを持って作られたLEXUSの車にも惹かれていくことでしょう。

自社の提供する商品やサービスにつながる世界観を発信していくことで、間接的に商品の販売やブランディングにつなげている事例ですね。

オウンドメディアを運営するときは世界観の統一にも意識をおきたいですね。

こだわりを持って楽しんでいる人は心を動かす!SPORTS FIRST MAG


http://sportsfirst.jp/

SPORTS FIRST MAGは「スポーツを一番に考えるウェブマガジン」ということでスポーツに特化したオウンドメディアです。

クールにスポーツを楽しんでいる様子が伝わってくる記事は、使われている画像もおしゃれで自然と体を動かしたくなってしまいます。

ランニングや水泳は最低限のウェア・シューズや水着などがあれば楽しむことができます。

しかし、こだわりを持って商品について語っている記事や、使う用具にもこだわってスポーツを楽しんでいる様子を見ると、ついつい自分もいいものを買い揃えたくなってしまいます。

人が心からこだわりを持って楽しんでいる姿には、人を動かす力がありますね。「人の心を動かす記事がどういったものなのか」を知るのに最適なメディアです。

世の中の動きを先読みして独自の世界観を発信し続けたTHE LANCER


https://www.lancers.jp/magazine/

「働き方をもっと自由に。」というコンセプトで、会社や団体に属さないフリーランスという働き方をメインに働き方に関する情報を発信しているメディアです。

今でこそ一般的になってきたフリーランスという働き方ですが、このTHE LANCERの前身となるLancersマガジンは2013年の1月からスタートおり、そのときからフリーランスのための情報を発信しています。

フリーランスという働き方が広まった背景には、働くことへの価値観の変化や世の中的な動きもありますが、このTHE LANCERが与えた影響も大きいのではないでしょうか。

フリーランスという働き方が一般的になる前から情報発信をしていたことで、業界内で立ち位置を確立できた好事例ですね。

世の中の動きを予想してオウンドメディアを運営することが重要だと感じさせられました。

独自の世界観を伝えブランディングと市場の活性化につなげるWORKSIGHT


https://www.worksight.jp/

WORKSIGHTでは「会社の悩みは環境の工夫で解決できる」というコンセプトをもとに、新しい働き方や、働く環境を紹介しています。WORKSIGHTを運営しているコクヨは、文具や家具をメインの商材として取り扱っています。

働く環境に関するコンテンツを作成することで、コクヨの商品は「働く環境をもとに考え抜かれた商品である」という印象を与えることに成功しています。

KOKUYOの商品ページの納入事例をみると、様々なコンセプトをもとに作られたオフィスが紹介してあり、WORKSIGHTで発信している世界観を体現できるイメージが湧きます。

新しい働き方を広めることで、家具や文具の可能性を広げ市場の活性化にも繋がっているのではないでしょうか。

独自の世界観を広めることで、長期的にみて自社の利益に貢献している事例ですね。

特徴7.サービス利便性向上・カスタマーサポート

最近はサブスクリプションモデル(一定期間の利用料として料金を払うビジネスモデル)でサービスを提供することが一般的になってきています。

これは「所有する」ことから「使う・体験する」ことにユーザーが価値を感じるようになってきていることが要因と言われています。

このサブスクリプションモデルはユーザーに良い体験を提供して継続して利用してもらうことで収益を上げることができます。そのため、ユーザーと定期接点を作り関係構築することが得意なオウンドメディアと相性がいいです。

サブスクリプションモデルでサービスを提供しており、カスタマーサポートや利便性向上につなげている事例を紹介していきます。

問い合わせ削減だけでなくプロモーションにもつなげるHubSpotナレッジベース


https://knowledge.hubspot.com/jp

HubSpotナレッジベースは、インバウンドマーケティングのプラットフォームであるHubSpotに関する疑問やお困りごとを解決するオウンドメディアです。

商品名であり、会社名であるHubSpotをサイト名に入れていることで、HubSpotという言葉のブランディングにも繋がっています。

実際に自社で展開しているサービスを用いてナレッジベースを構築しています。

そのため問い合わせの件数を減らすだけでなく、サービスをうまく活用しているところを見せることで、プロモーションにも繋がっています。

また、HubSpotは無料のCRM(顧客関係管理)ツールを提供し、必要に応じて追加で有料のツールを組み合わせてもらうことで収益を上げるモデルになっています。

これはフリーミアムと言われるビジネスモデルで、Webサービスを提供する企業を中心に採用されることの多いです。

フリーミアムでサービスを提供中・検討中の場合は、非常に参考になるサイトです。

効果的な使用方法を提示して継続利用につなげるAdobe Blog

https://blogs.adobe.com/japan/

Adobeが提供するサービスは、基本的にサブスクリプションモデルなため、継続してもらうことが大きなポイントになります。

このAdobeブログでは、サービスの使い方からアップデート情報などを詳しく解説することで、ユーザーの離脱を防止する役割があります。

また、実際にAdobeのサービスを使った事例を紹介することで、サービスの利用を検討しているユーザーへの訴求にも繋がっています。

サブスクリプションモデルでサービスを提供している場合、Adobeブログのコンテンツは参考になる点が多いです。

また、このAdobeブログもHubSpotと同様に、タイトルに商品名であるAdobeを入れていることでブランディングに繋がっています。

【ユーザーとともに作り上げていくサービス】KINTONEハイブオンライン

https://kintone-blog.cybozu.co.jp/

kintoneとはサイボウズが提供する自社にあった業務システムを簡単に作成することができるサービスです。

このkintoneハイブオンラインでは、kintoneのアプデート情報や、ユーザーが発信しているノウハウをまとめたコンテンツなどがあります。

kintoneは自由にカスタマイズでき、自社の状況に合わせた業務システムを簡単に作成できる一方で、機能が多いため、どのようなシステムを作るか困ってしまうこともあります。

もちろんkintoneから直接サポートを受けることもできますが、このkintoneハイブオンラインのように一般のユーザーが発信している情報を得ることで、視野を広げることができます。

これからのカスタマーサポートには、こういったユーザーが発信する情報を有効に活用することが重要になっていくことが予想されるため、自社に取り入れられる部分はないかチェックしておきましょう。

特徴8.コミュニティの育成

オウンドメディア上でコミュニティの育成が成功すると、下記のような活用をすることができます。

・「ユーザーの声」を集めて開発に活かす
・質問への回答をコンテンツとして掲載
・真摯に対応することでユーザーからの信頼性向上

提供しているサービスによっては、積極的にコミュニティの育成に取り組むことでオウンドメディアを大きく成長させることができます。

次にコミュニティの育成に成功している事例を紹介していきます。

商品の魅力だけでなく他の部分でも価値付けをしているQVCファンコミュニティ


https://fans.qvc.jp/

24時間テレビショッピングを放送している専門チャンネルを運営しているQVCジャパンのオウンドメディアで、ユーザー同士の交流を狙った仕掛けが多数あります。

QVCファンコミュニティに登録すると、掲示板で他のメンバーと交流できたり、体験会に参加したりすることができます。

トップページ一番上の目立つ部分のスライドショーで、メンバー同士の楽しそうな商品体験会の写真や、製品を作っている企業への潜入した際の画像などが表示されます。

ここを見ただけで「自分もその輪に加わったら楽しそう」と思わせることに成功しています。

家にいる時間が長く人との関わりを求めている主婦や、子育てがひと段落して「何かを始めたい」という女性をうまく囲い込んでいますね。

「他のメンバーとの繋がり」「QVCとの交流」など商品の魅力以外の部分でユーザーの不満を解消して結果として、目的としている商品の販売につなげている事例です。

Q&Aサイトで疑問を解決して信頼を獲得する日本の人事部


https://jinjibu.jp/

サイト名の通り「人事」をターゲットとしており、人事が気になる働き方や組織関するコラムやレポートがトップページの一番目立つところに配置されています。

また、このオウンドメディアの大きな特徴は「人事のQ&A」という人事に特化したコミュニティがあることです。

ここでは人事業務に関する疑問や困りごとを質問することで、分野のプロフェッショナルや会員から回答を受けることができ、自身が他の人の質問に回答することもできます。

人事の業務は専門的な内容が多く、社内にわかる人がいないというケースも少なくありません。そんな時に頼れるサイトとしての地位を確立しています。

質問の投稿や回答の閲覧には会員登録が必要なため、登録への導線もうまいですね。このように長期的に関係性を構築することで、自社が提供する人事向けサービスの利用につなげることに成功しています。

専門性の高いユーザーをターゲットとする場合、このようなQ&Aを作成を検討してみてもいいかもしれません。

先輩花嫁のリアルな声で若い世代の心を掴む「みんなのウェディング」


https://www.mwed.jp/

みんなのウェディングでは、結婚式に向けて必要な情報を網羅的に記載しているオウンドメディアです。

「花コミュ」という花嫁同士が繋がるコミュニティがあり「先輩花嫁の体験談から学びを得る」「似た境遇の花嫁と出会える」などの活用ができます。

口コミやレポートを集める仕組みがうまくできており、口コミを投稿することで内容に応じて現金交換できる「ご祝儀ポイント」というものがあります。

また、口コミやレポートに対してユーザーがコメントできるようになっており、交流が生まれるようになっています。

最近の若い世代は何か調べる時に検索エンジンではなく、リアルな声を求めてインスタグラムなどのSNSを活用する人が多いです。

そんな若い世代をターゲットとしているサイトだからこそ、この口コミのやり方がうまくハマっていますね。

特徴9.コンテンツ・発信の仕方に特徴があるメディア

オウンドメディアというと「多くの記事コンテンツを作成して集客するもの」というイメージが強いのではないでしょうか?

ターゲットや自社の強みによっては、それ以外のコンテンツを発信した方がオウンドメディアの運営がうまくいく場合もあります。

ここでは記事以外のコンテンツで成功しているメディアやコンテンツの発信の仕方に特徴があるメディアを紹介していきます。

写真そのものがコンテンツ担っているEXPLORE PHOTOGRAPHERS


https://cameras.olympus.com/omd/ja-jp/pro-gallery/

オウンドメディアのコンテンツといえば、記事や動画が一般的ですが、このEXPLORE PHOTOGRAPHERSでは写真そのものがコンテンツになっています。

OLYMPUSの製品を使って撮影した美しい写真を並べることで、製品に興味を持ってもらい購入につなげる流れがうまいですね。

写真だけでなく、撮影した人の詳しい情報も掲載されており、これだけすごい人が使っているカメラなのだからいい商品に違いないと思わせる狙いも感じられます。

カメラという商品だからこそできるオウンドメディアの形ですね。

YouTubeがオウンドメディアに!?EveEve恋愛サポートメディア


https://www.youtube.com/channel/UC8dQ4A2mssxnRDlPddRObiQ

YouTubeをオウンドメディアとして活用して成功している事例です。

恋愛に関する悩みや恋愛がうまくいく方法について、動画で発信しユーザーを集めてマッチングアプリの「イヴイヴ」のダウンロードにつなげています。

時代の流れを察知して2016年にはYouTubeチャンネルを開始し、今では登録者17万人を超える人気チャンネルになっています。

文字ではなく動画で情報を収集するユーザーが、今後さらに増えることが予想されます。

YouTubeを活用したオウンドメディアがまだ少ない今のうちに、力を入れてみるといいかもしれません。また、作成した記事コンテンツを台本代わりに動画を作るという手法もおすすめです。

ユーザーの心理的ハードルを下げる仕掛けがたくさんあるFROGGY


https://froggy.smbcnikko.co.jp/

日興フロッギーは、株式投資に関するコンテンツを漫画を多く用いることで、安心感を与えわかりやすく説明しているオウンドメディアです。

株式投資というと「難しそう」「怪しい」と思われる方も少なくありませんが、漫画を用いることで、視覚的にわかりやすく、かつ安心感を与えることができます。

アイキャッチに使われているイラストもシンプルで馴染みやすいもので、サイト全体の雰囲気が明るくて楽しいものになっています。

難しいテーマを初心者に向けて配信する場合、漫画という手段は効果的です。

また、実際の銘柄に関する記事を作成し、そのまま紹介した銘柄を購入できるのも大きな特徴です。

株式投資初心者でも、株を購入してみようと思える仕掛けがたくさんあるメディアですね。

購入までのハードルが高い商品を取り扱っている場合は、この日興フロッギーを参考にしてコンテンツを検討してみましょう。

特徴10. 専門家の巻き込みがうまい

現在のグーグルアルゴリズムで検索順位に表示させるにはE-A-Tを意識することが重要です。E-A-Tとは専門性・権威性・信頼性の頭文字をとった言葉です。

専門家をうまく巻き込むことで、このE-A-Tを高めることができ検索上位に表示されやすくすることができます。また、ユーザーからの信頼を獲得できるため、サイトの成果につながりやすくなります。

ここではうまい仕組みで専門家を巻き込んでいる良い事例を紹介していきます。

弁護士にもユーザーにもwin-winな仕組みがうまい!弁護士ドットコム


https://www.bengo4.com/

弁護士ドットコムは、ユーザーは無料で利用できて法律に関する相談を投稿すると弁護士から回答を受けることができます。

また、悩み別にコンテンツが用意されており、ガイド形式で質の高いコンテンツで悩みを解決することができます。そこで悩みを解決できない場合は相談を投稿して、弁護士から回答をもらう流れになっています。

弁護士側は、月額2万円からプロフィールなどを掲載ができるようになっており、問い合わせの獲得につなげています。

弁護士ドットコムのQ&Aの質問に回答することで、ユーザーの認知度を高めて問い合わせに繋がる可能性もあるため、弁護士は積極的にサイトを活用するとメリットがある仕組みになっています。

ユーザーと専門家どちらもwin-winになる状態を作り、専門家をうまく巻き込んでいる好事例ですね。

難しいジャンルで専門家を巻き込みうまく戦っているNHK健康チャンネル


https://www.nhk.or.jp/kenko/

「NHK健康チャンネルは」NHKの健康をテーマにした番組に基づいて記事を作成している「確かで信頼できる医療・健康情報」を発信しているオウンドメディアです。

番組に出演した医師や専門家と綿密なやり取りを行い、信頼性が高く偏りのない情報を提供しています。

また、記事内に解説した専門家のプロフィールと写真を入れることで信頼性を高めることにつなげています。

グーグルアルゴリズムは2017年に行われた健康アップデート以降、医療従事者や専門家、医療機関等が提供する情報が上位表示されやすくなっています。

医療系のコンテンツを作る場合は、このNHK健康チャンネルのように、専門家をうまく巻き込むことが重要です。

誠実な姿勢が専門家を巻き込み検索上位表示につながるmybest


https://my-best.com/

my bestは、サイト内に専門家を顔写真やアイコンを付けて一覧で掲載しており、記事の最初にクリエイターの画像とプロフィールを載せるようなデザインになっています。

my bestのような商品の比較や紹介をするメディアは多数ありますが、そんな中でもこういった工夫から検索上位表示される記事を量産しています。

Googleの検索上位を狙う場合、文章の内容やキーワード選定も大切ですが、専門性や信頼性をアピールすることが重要だとわかりますね。

商品を紹介するオウンドメディアを運営する場合、様々な理由から特定の商品を売りたかったり嘘をついてでも商品を売りたい場合もあるかもしれません。

しかし、そういった行為は検索上位表示が難しくなりますし、企業の評判を下げてしまいます。嘘をつくのは避けて、誠実に運営することが結果的に利益になるはずです。

特徴11.面白いからバズる、認知度急上昇

面白い記事を作成し、SNS上でバズらせて集客に成功しているメディアがいくつかあります。(バズるとは、SNSやインターネットで話題になり多くの注目を集めることです)

バズる記事を作ることができると、オウンドメディアと企業の知名度を爆発的に上げることができます。

また、バズる記事を作る企業というブランディングができれば、サービスや商品の宣伝を請負い、大きな収益を上げることもできます。

面白いコンテンツを作る予定がないオウンドメディアを運営している場合でも、タイトルの付け方や写真の使い方など活かせる部分が多いので、チェックしておきましょう。

面白いコンテンツが多いがSEO対策もバッチリなLIG


https://liginc.co.jp/

個性豊かな社員たちが書くコンテンツは、おもわず笑ってしまうようなものがたくさんあります。また、サイトで使われる画像のほとんどは、LIGで働く社員が使われています。

LIGのようにおもしろい記事を書くことができれば「SNSでバズる」ことで爆発的にPVを増やすことができます。

一見話題性でユーザーの多くを集めているように見えますが、実はSEOからの流入に力を入れています。

バズにつながるような、おもしろ記事は全体の2割ほどしかなく、残りの8割は検索流入を狙った真面目な記事です。

バズらせることで爆発的に会社の知名度をあげて、SEOでじわじわ安定した流入を確保するというのは理想的な運営方法ですね。

おもしろコンテンツ以外にも参考になる部分がたくさんあるオウンドメディアです。

SNSのタイムラインで流れてきたら思わず開きたくなるオモコロ


https://omocoro.jp/

バズるといえばこのバーグハンバーグバーグが運営するオモコロですね。カラフルなデザインでいかにもおもしろそうな雰囲気を醸し出しています。

「検索上位表示を狙う」という考えはなく、とにかく目をひくタイトルやコンテンツを作ることで、SNSでバズることを狙っているようです。オモコロのSNSでの拡散力は凄まじく、頻繁に話題になっている様子を見ます。

企業が宣伝したいサービスや商品を面白く紹介する記事を作成し、収益を上げています。1記事160万円が一般的なプランのようです。

コンテンツ作成の際にいい案が浮かばないときは、オモコロを見ると視野を広げることができて、いい案が浮かぶことがあります。

どのようなコンテンツがバズっているのかを知ることは、世の中で求めているものを理解することにつながり自社のオウンドメディア運営にも大いに役立ちます。

面白いコンテンツが豊富なので「知らぬ間に長時間閲覧してしまい、業務に支障が出てしまった」とならないように注意しましょう。

運営企業とのイメージのギャップがいい!withnews


https://withnews.jp/

面白いコンテンツが多いwithnewsは運営会社は朝日新聞社で、真面目な新聞とのギャップに驚きを感じる人も多いのではないでしょうか。

お堅い新聞社のイメージを覆しているため、ユーザーが親しみを感じ、結果として朝日新聞社のブランディング向上にも繋がっているのではないでしょうか。

Withnewsには、ユーザーが気になったことや疑問に感じていることを、調べてもらうように依頼できる「取材リクエスト」という機能があります。

ユーザーと交流をしつつ、記事ネタを集めることができるため、効率的にオウンドメディアの質を高めることに繋がります。

withnewsもオモコロと同様に、企業のサービスや商品を紹介する記事を作成し、掲載費と作成費で収益を上げています。

収益に繋がっている記事は「PR」という表記がなければ、広告とは気づかないくらいサイトのコンテンツに溶け込んでいます。

企業が堅いイメージでユーザーとの距離が遠いと感じる場合、このwithnewsを参考にユーザーに親しみを感じてもらうコンテンツ作成を検討してみると良いでしょう。

特徴12.特定のユーザーをピンポイントで獲得

特定のユーザーをピンポイントで狙うことは、コンテンツの内容に一貫性ができてSEOで有利になります。また、ノイズとなる関係のないコンテンツがないため、ターゲットユーザーの回遊率が高くなり、コンバージョン率も高くなります。

これから紹介する事例を参考に「運営しているオウンドメディアのターゲットが最適か」「立ち上げようとしているオウンドメディアのターゲットはそれでいいのか」を再確認してみましょう。

無駄のないシンプルな作りで信頼性を獲得!バーコード講座


https://www.keyence.co.jp/ss/products/autoid/codereader/

このバーコード講座は、バーコードの仕組みや種類に絞ってコンテンツを作成しているオウンドメディアです。

サイトのデザインは非常にシンプルで、無駄のない作りになっています。

これは、教科書や専門書をイメージさせ「専門性の高い正確な情報を得られるサイトである」と認識させる狙いがあるのではないでしょうか。

バーコードを理解する上で必要な情報が網羅されており、会員登録するとサイト上のコンテンツがPDF化されたデータをダウンロードできるような仕組みになっています。

専門性の高い商品を取り扱っている場合は、バーコード講座のようにシンプルなデザインにすることで、信頼性を獲得して成果につながりやすくなります。

シンプルなタイトルに全てが込められた「ストレッチポール公式ブログ」


https://stretchpole-blog.com/

タイトルをみるだけで「このサイトを見ればストレッチポールについて正しい情報を得られる」と感じさせられます。とてもシンプルなタイトルですが、様々な案を検討した上でこのタイトルがつけられたように感じます。

ストレッチポールに関する情報だけでなく「トレーニング」や「ストレッチ」など身体に関するコンテンツを多く掲載しており「身体のプロ」であるという認識を高めています。

そんな身体のプロが販売しているストレッチポールは「いい商品に違いない」と感じるユーザーは多いのではないでしょうか。

ストレッチポール公式ブログのタイトルの付け方やユーザーからの信頼性の獲得の方法はとても参考になります。

日本のオウンドメディアを全て網羅する勢い!オウンドメディアライブラリ


https://ownedmedia-library.com/

オウンドメディアライブラリはWebに関わる人に向けてオウンドメディアの事例や役立つ情報を発信しているメディアです。

掲載されているメディア数は750件を超えており、配色やメインカラー・業種などでソートをかけることができます。

オウンドメディアの運営やデザインで困っている人を集客し、オウンドメディアを改善の問い合わせや資料ダウンロードによりリード獲得につなげています。

このように1つの情報に特化したサイトを作ることができれば、そのジャンルについて詳しくノウハウが豊富だという印象を与えることができ、営業活動に繋がりやすいでしょう。

オウンドメディアでリード獲得を考えている場合参考にしたいメディアですね。

【時代に適したピンポイントな戦略】趣味、こだわり、男の料理


https://www.nisshin.com/entertainment/otokonoryouri/

料理が趣味でこだわりを持っている料理好き男子をピンポイントで狙ったメディアですね。サイトタイトルがシンプルでかっこよく、黒を基調としており、男性受けの良いデザインです。

料理を趣味にしている男性は、材料から1つ1つこだわりを持っている方が多いこともあり出来るだけ1から作るようなレシピになっています。

例えば餃子レシピであれば、餃子の皮から作るものになっています。

料理はターゲットとなる層が幅広いですが、あえてピンポイントに絞ることで、なかなかアプローチできていない料理好き男子にアプローチすることに成功しています。

ものが増え、考え方が多様化してきた世の中では「趣味、こだわり、料理」のようにピンポイントにターゲットを絞ったオウンドメディアが求められる機会が増えていくことが予想されます。

ターゲットを決める際の参考にしましょう。

圧倒的情報量で職人の心を掴む「制御機器知恵袋」


https://ac-blog.panasonic.co.jp/top

制御機器知恵袋は、バーコード講座同様にシンプルで教科書のような作りになっています。シンプルで網羅的なデザインで権威性を感じさせて、e-bookをダウンロードしてもらうというのが、鉄板の流れですね。

こういったサイトは知識が全くない人が訪れることは少なく、ターゲットとなるユーザーが専門的な情報を持っている場合が多いため、そのユーザーを超える情報を提供できるかが鍵となります。

また、知恵袋というタイトルの通りユーザーからの質問に対して回答している記事も、多数掲載されています。

特定のユーザーをピンポイントで狙う場合は、そのユーザーの性質を考え抜いてコンテンツやデザインを作成する重要性を感じることができます。

事例を参考にしてオウンドメディアを企業の発展に活かそう

今回は12カテゴリに分類した52個のオウンドメディアの事例を紹介していきました。

自社のオウンドメディアに活かせるポイントは見つかったでしょうか。ぜひ見つけたポイントをオウンドメディアの運営に役立ててください。

オウンドメディアの運営で一番重要なのは、ユーザーのことを考え抜くことです。今回紹介したオウンドメディアはどれも、ユーザーのことを考え抜いた結果、今の形になり成功することができています。

そのことを改めて意識しながら、オウンドメディアを企業の発展に生かしていきましょう。

最後までお読みいただきましてありがとうございます。ご意見・ご要望などございましたら、
以下のフォームよりお問い合わせを受けつけておりますので、よろしければご利用ください。

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minweb編集部(株)セルリア

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