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国産ソファNo.1ブランド「NOYES」創業ストーリーと情報発信に力をいれる理由

#インタビュー

' セルリア編集部 2021.02.12

ハイクオリティな国産ソファを提供している株式会社NOYESは、その品質とこだわりのデザインによって多くのファンを獲得し、現在は国産ソファのリーディングカンパニーとしてシェアNo.1を誇る企業です。 今回は、そんなNOYE […]

SHERE!

ハイクオリティな国産ソファを提供している株式会社NOYESは、その品質とこだわりのデザインによって多くのファンを獲得し、現在は国産ソファのリーディングカンパニーとしてシェアNo.1を誇る企業です。

今回は、そんなNOYESが運営するオウンドメディア「誰かに教えたくなるソファの世界」について、株式会社NOYES 代表取締役の牧さんにインタビューを行いました。

全編は動画でご覧ください。


(撮影場所:NOYES 東京銀座ショールーム)

NOYESの始まり


株式会社NOYES 代表取締役
牧 謙次郎さん

本日はよろしくお願いいたします。

牧さん(以下牧)よろしくお願いします。

早速なんですけれども、株式会社NOYESについて教えていただけますでしょうか?

牧:今が18期目で、2021年の3月で19期目になる会社です。
もともと、私の兄と父と母がソファを作る工場を作って、「エヌワイ工業」というんですけれども。
そのエヌワイ工業は当時OEM(下請け)でソファを作っていました。
ちょうど中国に生産が移動し始めた時に、中国で安いソファを作るという流れに家具業界全体がなってしまって、お客さんがごくわずかになってしまいました。

これじゃいかんということでエヌワイ工業も中国に進出したんですよ。
OEMから方針転換して、中国で作ったものを日本に入れる感じですね。

その頃目での家具業界は、1つのソファを30個とか40個とか作って仕入れてもらうビジネスだったんですけども、そこから5年くらい出すうちに家具業界が多品種小ロット、たくさんデザインがあるソファをちょっとずづ作るような。

ソファの工場っていうのはそのどっちかにしないと回っていかないものですから、エヌワイ工業が中国に出した工場は少品種多ロットだったので、多品種小ロットには向いていなかったんですね。

それで、問屋さんも家具屋さんも仕入れてくれなくなってしまって、中国から撤退してしまったんですね。

その頃僕は29歳くらい。
僕はずっと音楽をやっていたもので、30歳頃まで東京に住んでいました。

たまたまその時はインターネットの黎明期の時だったんですね。
中小企業を狙ったWebサイト作り詐欺企業みたいなのがたくさんいまして。(笑)

今だったら(普通のページを)5ページ作るのに100万円とか150万とか絶対かからないじゃないですか。

そうですね。

牧:で、150万円とか200万円で作っちゃったんですよ、エヌワイ工業が。 作ったはいいが、作っただけになってたんですね。

僕もその時は音楽をやっていて、好きなのはフォークをやっていたんだけど、打ち込み系もやり始めまして、Macが大好きで。

そんな背景もあって、母親が「高いお金をだしたHPをなんとかしてくれないか」ということを言われたんですね。

それで、僕の音楽の仕事がそんなになかったものですから「わかったよ」って(笑)
HPを独学でページを作っていったのがNOYESの始まりですね。

その時はまだ法人化せずに、東京のアパートでやっていたんですね。一人で。

それで、ちょっとずつ売れるようになってきたんですね。
その時が30歳ぐらいだと思うんですけど、「バイトしながら音楽を続けていく生活をはたしてやっていいのだろうか」と。

ある種考えるポイントの年齢にはなってきますよね。(笑)

牧:そうそう、なりますよね。30歳ってなると。
それでポチポチ(商品が)売れてきたっていうのもあったし、自分の人生のリセットって意味もあったし、東京のアパートを引き払って名古屋にもどって実家でパソコンで売り始めて。

すぐに名古屋市の違うところのマンションで暮らし始めて、そこの一室でやり始めた時に法人化をしたんですね。

それがNOYESさんの始まりだったんですね。
その前もECサイトを独学でやられて、それはすごいことだなと思うんです。
今でも作ろうと思っても大変なイメージがやっぱりあるので・・・

牧:いやいやいやいや!
その頃はもう下りも上りも(回線が)遅いので、画像を細かくして早く表示させるようにしたりとか・・・
そこがNOYESのはじまりですね。

ありがとうございます。

ソファの世界の紹介

早い段階からインターネットに着目してNOYESを立ち上げてっていう流れがあり、そこから今運営している「ソファの世界」が生まれたと思うんですけれども、
この「ソファの世界」はどのようなメディアなのでしょうか。

牧:ちょっとだけ話が長くなるんですけれども・・(笑)
ソファをインターネットで販売するということは、当時はほぼほぼ不可能と言われている時代だったんですね。

今で言うならば、インターネットで飛行機を売るくらい突拍子のないものだったんですね。

座っても触ってもいない、大きさもわからない。そんな中で、価格帯も5万円〜のものをインターネットで買うっていう文化がなかったんですね。

そうですね、むしろ消費者がインターネットで買い物をする行為が普通になったのは割と最近っていってもいいんじゃないかなと思うんですけども。

牧:そうそうそうそう!
そうなんですよね。
その中でどうやったらソファをお客様に伝えることができるのかっていうことを本当にいろんなことを考えて。

今でこそ当たり前のようになっちゃってますけど、例えばソファの構造、ウレタンの比重、木枠の産地だったりとか・・・
要はスペックですよね。

そのスペックをお客様に伝える。
それで、座り心地は星のマークで『柔らかい〜硬い』で表現していって。
それで一つの形が見えてきたんですけども、それでもソファをインターネットで売ると言うことはハードルが高い内容だったので、2013年くらいソファにまつわる豆知識を記事にして月に1回くらいのペースで作り始めていったんですよね。

そこがソファの世界の始まりです。

ありがとうございます。
座ってみないとわからないって言うハードルを、理論で説明していくことがインターネットの記事がマッチしていると思います。

どうやってお手入れしたらいいのかとか、どういった素材が使われているのかっていうのはあんまり僕も知らなくて、そういった知識が(事前に)頭の中に入っていると、インターネットから購買に至るプロセスのハードルが少し低くなるのかなと今のお話を聞いていて思いました。

牧:ありがとうございます。

今回の撮影場所なんですけれども、NOYESさんの銀座ショールームにお邪魔させていただいて、このソファももちろんNOYESさんのソファなんですけれども、すごいんですよこのソファ!
座った瞬間に声が出ちゃったくらいなんで。(笑)

牧:ありがとうございます!


今回のインタビュー場所のNOYES銀座ショールーム


現在のお取り組みについて

そんな「ソファの世界」なんですけれども、コンテンツを拝見していると様々な種類のお取り組みをされているなという印象なんですけれども、今「ソファの世界」でお取り組みされていることを教えていただいてもよろしいでしょうか。

牧:お客様とソファ職人が一緒にソファを作るイベントを年に3回やっています。
あと、そのお客様の中でもお子さんと一緒に作るという取り組みもやっています。

また、履き古したジーパンをスツールにするという取り組みもやっておりまして、絵本を読み聞かせするイベントもやっておりまして、 中学生の体験授業、工場見学の受け入れとか様々なことをやっています。

めちゃくちゃいっぱいやっていますね。(笑)

牧:(笑)

それを記事として発信されているということなんですね。

牧:そうですね。

新型コロナウイルスの影響

工場見学とかですと、新型コロナウイルスの影響もあって今はできないということもあるんですけれども、それに関しては再開する時期はいつ頃なのでしょうか。

牧:2020年は(イベントを)全部ストップさせていまして、今も第三波が来たとも言われているんですけれども・・・
2021年からは通常通り行おうと思っているんですが、工場見学なんかはまだ時間がかかるかなと思っています。
(対策ができる範囲で)自分たちでできることはスタートさせていこうかなと思っています。

ありがとうございます。
(ウイルスと)どういう風に付き合っていくのか、そういった対策が重要になってくると思います。

作り手にスポットを当てたコンテンツ

ソファ職人さんに焦点を当てたコンテンツがありまして、それがすごく新鮮に思いました。 その背景などは何かあったんでしょうか。

牧:あくまでもNOYESっていうのは裏方なんですね。
主役は職人。というのがNOYESの考え方でございます。
やっぱりいいソファを作ってくれる職人がいなければ、我々はソファを売ることができないので。

今は兄が経営しているエヌワイ工業が作ったソファしか売らないって決めてNOYESを立ち上げたんですね。
ブランディングを考えた時に、「ソファを前面に出す」っていうやり方よりも「ソファを作っている人たち」にスポットライトを当てて、どんな思いで作っているのかをお客様が知ることで、NOYESのソファ作りへの思いが届くのではないかと思いまして、ソファ職人のコンテンツを作り始めました。

ありがとうございます。
たくさんの職人さんのコンテンツがあるなと思いました。
このソファも職人さんたちが一つ一つ丁寧に作ったんだと思うんですけれども・・・本当にこのソファいいですね!(笑)

牧:(笑)
このソファいいですよね!
僕もお家に欲しいなと思います。

いつか頑張って買えるように・・・!

牧:いつかもっと頑張って僕も・・・!

いやいやいや(笑)

今後のビジョン

今後のビジョンを教えてください。

牧:「ソファの世界」というのは、NOYESの数あるコンテンツの中の「核」だと思っておりまして、「ソファを売る」っていうような気持ちでHPを作っていないんですね。
「ソファを作っている想いを届ける」っていう気持ちで作っているんです。

それが、お客様に届いてくれると僕は信じてるんです。

ソファって座り心地とか構造とか、買ってからじゃないとわからないですか。
でも、どんな人が作ったんだろうっていうことは、それを思うだけで愛着が湧くというか・・・
サスティナブルな考え方をNOYESはすごく大切にしていて、「いいものを長く使う」デザインとかも確かにあるんですけれども、職人さんの想い、考え、情熱が詰まったソファを愛着を持って使って欲しいという気持ちがあるので、数あるNOYESのコンテンツの中でも「ソファの世界」は特に大切にしています。

これからも「ソファの世界」にいろんなアイディアを組み込んで広げていこうと思っています。
それをしなければNOYESではなくなってしまうから。

確かに読まれている方っていうのは少ないと思うんです。
(ディレクトリが)奥の奥の方なので。
だけど、そこまでたどり着いた人はNOYESのファンになってくれると思うんです。

ファンになっていただいた人はきっと買いたいって思ってくれると思うので、「ソファの世界」は本当に大切なコンテンツだと思っています。

事業展開に関しては、ショウルームは銀座に出させていただいて、青山、あとは名古屋は本社、大阪、仙台とあります。
ショウルームというものは一つのサービスだと思ってるんですね。
もちろんそこで買っていただくことはできますし、問題ないんですけれども・・

我々はショウルームに関してはソファを売る目的で作っていないんです。
ソファを知ってもらうって目的で作っているので、一つのサービスなんです。

ショウルームを仙台まで出して、今度大阪のショウルームが移転するんですけれども、これで東名阪・仙台と揃いました。
あとは期間限定で来年は福岡で4回ぐらいやりまして、そのほかにも神戸や横浜とかもやる予定です。
期間はだいたい3日間くらいやるんですけれども、本当に多くのお客様に来ていただくんですね。
セットとか片付けは大変なんですけれども、今後も期間限定をもっと増やして一人でも多くのお客様にNOYESのソファに触れていただく機械を創出していきたいと思います。

NOYESさんのファンを増やしていくということですね。

牧:それが1番だと思います。

ちょっと話は違うんですけど、ブランディング講習というのを入社3ヶ月くらいの社員に行うんです。
一人づつ僕が、NOYESの生い立ちからブランドの理念とか理念の経緯とかを3〜4時間くらいかけて話をするんです。

ブランドを作っていくってすごく大変だと思うんですけど、僕は「ソファを売るんじゃないよ。NOYESのソファを売るんだよ。」って伝えてます。

そこがわかればお客様は「NOYES」で買ったと思ってくれると思うんです。
だけど「ソファを売る」って気持ちのままだと「ソファを買った」という気持ちになってしまうので、まずは「NOYES」のソファを売るというのはどういうことなんだということを長い時間をかけてスタッフが積み上げていくのがブランディングだと思っています。

それをソファの世界で表現していって、事業展開も(ブランディング・職人さんが主役などの)そういった核を持ってやっていくということをブラさずにやっていこうと思っています。

まとめ

これからもNOYESさんやNOYESさんに関わる全ての人たちの想いをどんどん発信していくメディアであり続けて欲しいなと思っております。

今回はお忙しい中インタビューありがとうございました!
(インタビュアー:杉原 立紀)

 

関連情報

[会社名] 株式会社NOYES
[メディア名] 誰かに教えたくなる「ソファの世界」

[企業URL] https://www.jonan73.jp/

 

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