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Illustratorの「押し出し・ベベル」機能を使って立体(3D)図を作成してみよう!

Illustratorには立体的な図を作成できる「押し出し・ベベル」機能があります。オブジェクトやテキストを立体的にデザインできる便利な機能で、モックアップ用の立体画像素材や立体的なMAPなどの作成にも役立ちます。 本記事では、「押し出し・ベベル」機能の使い方を詳しく解説します。

カテゴリ: Illustrator

本記事では、Illustratorの「押し出し・ベベル」という機能を使って、簡単に立体(3D)図を作成する方法について詳しく解説します。

「押し出し・べベル」機能の基本知識

Illustratorに搭載された立体(3D)図作成機能

Illustratorに搭載されている立体オブジェクト作成機能は、主に2つあります。一つは押し出しによる3Dオブジェクト作成機能、もう一つは回転体による3Dオブジェクト作成機能です。

押し出しは、平面オブジェクトの外郭を金型にして、ところてんを突き出すように、立体を作成する状況をイメージするとわかりやすいです。

回転体は、厚紙に串をつけて高速回転させると立体に見える状況を思い浮かべるとわかりやすいと思います。

本記事では、押し出しによる3Dオブジェクトの作成方法を説明します。

「押し出し・べベル」とは

ベベルという言葉を初めて聞く方も多いと思います。「ベベル(Bevel)」とは、直訳すると「角度、斜角、斜面」といった意味です。

そして、コンピューター・グラフィックにおいては立体の稜角(多面体の角部分)を削って角度をつけたり面取りを行う作業を指しています。これは額縁やレリーフの装飾加工をイメージすると、わかりやすいでしょう。

「押し出し・べベル」機能の使い方

「押し出し・べベル」の基本的な概要が分かったところで、具体的な使用方法について解説します。まずは、平面のオブジェクトから3Dのオブジェクトを作成する方法を説明します。

「押し出し・べベル」で立体のオブジェクトを作成する

1.角丸長方形ツールで角丸長方形のオブジェクトを作成

画面左側にあるツールバーから、角丸長方形ツールを選択し角丸長方形のオブジェクトを作成します。

2.メニューバーから「押し出し・ベベル」を選択

画面上部にあるメニューバーから効果をクリックし、表示されたメニュー項目の中から「押し出し・ベベル」を選択します。

3.「押し出し・ベベル」のパネルで位置や押し出し・ベベルを設定

「押し出し・ベベル」を選択すると、上の画像のような3D押し出し・ベベルオプションの設定パネルが開きます。このパネルにある「位置」という項目で、オブジェクトの位置や傾きを設定します。項目に表示されている立方体をクリックしドラッグすることでも、位置と角度が調節できます。

次に、「押し出し・ベベル」という項目にある「押し出しの奥行き」を設定します。各項目の設定が完了したらパネル右下にある「OK」ボタンをクリックします。

4.メニューバーから「アピアランスを分割」を選択

押し出し・ベベルを適用したオブジェクトを選択した状態で、画面上部にあるメニューバーからオブジェクトをクリックし、表示されたメニュー項目の中から「アピアランスを分割」を選択します。

上の画像のようにアピアランスが分割され、立体の各面ごとに編集できるようになりました。

5.前面パネル部分のカラーを調節

リアルな3D画像にするために、前面のパネル部分のカラーを1トーン明るくしてより立体感を出していきます。

6.その他の各パーツを作成しディティールを整える

グラデーションツールなどを使って、カーブ部分のカラーを調整します。

次に、スマートフォンのディスプレイ部分を作成します。ディスプレイ部分は長方形ツールで長方形のオブジェクトを作成し、グラデーションツールなどでガラス面を表現します。

作成したディスプレイ部分のオブジェクトに、本体部分と同様に「押し出し・ベベル」を適用します。このとき、「位置」の値は本体部分と同じ数値を入力します。前面パネルにはめ込むので、「押し出しの奥行き」は0にしておきましょう。

同じ傾きに設定したディスプレイ部分のパーツを本体の前面パネル部分に重ねます。

ディズプレイ部分のサイズを調整します。また、ボタン・前面カメラ・スピーカーなどの他のパーツも同様の手順で作成し、前面パネルに配置します。

前面パネルがすこし短調なので、こちらもグラデーションツールで光沢を表現しておきます。

7.数値やテキストも立体に合わせて調節

最後に、ディスプレイ部分に時間と日付を入れてみます。テキストも同様に「押し出し・ベベル」が適用できますので、「押し出しの奥行き」は0にして効果を適用します。

テキストに「押し出し・べベル」効果を適用する

次に、文字や数字を立体化する方法とベベルの設定方法について説明します。

1.テキストを作成

まず、文字ツールでテキストを入力します。

2.メニューバーから「アウトラインを作成」を選択し「押し出し・べベル」を適用する

テキストを3Dの立体にする場合は、フォントのアウトライン化が必要です。テキストを選択した状態で、画面上部にあるメニューバーから「書式」をクリックし、表示されたメニュー項目の中から「アウトラインを作成」を選択します。

上の画像のようにテキストを3Dオブジェクトに変換できました。

3.「押し出し・べベル」の設定パネルでへベルの種類を選択

次に、テキストを3Dオブジェクトにする流れの中で、ベベルの設定についても解説します。押し出し・ベベルの設定パネルにある「押し出し・ベベル」の項目をクリックすると、上の画像のようにプルダウンメニューで、べベルの種類が表示されます。

この中から任意のベベルを選択します。

上の画像のように、ベベルの効果が適用されたテキストの3Dオブジェクトが作成できました。

まとめ

Illustratorはバージョンアップを重ねるごとに、平面のオブジェクトを立体のオブジェクトへ変換する機能を強化させています。

押し出し・ベベルの機能を使えば、今回紹介したモックアップ用の立体画像素材や、立体的なMAPなど、様々な表現が可能になります。

また、近年、Webサイトや動画などでよく用いられる情報、データ、知識を視覚的に表現したインフォグラフィックという手法においては、シンプルな3Dイラストが多用されています。立体のイラスト表現は、デザイナーにとっても欠かせない技法となっています。

CG作成ソフトや、3D専用のグラフィックソフトもありますが、Illustratorを使って立体のオブジェクトを作成できるようになると、汎用性も高く非常に便利です。本記事を参考にして、まずは押し出しによる3Dオブジェクト作成方法をマスターしておきましょう!

最後までお読みいただきましてありがとうございます。ご意見・ご要望などございましたら、
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