記事・特集リスト
無料お役立ち資料
本サイトについて
お問い合わせ
閉じる

HubSpotとは|様々ツールの中から企業に選ばれる理由

この記事では世界的マーケティングツールのHubSpotについて紹介していきます。HubSpotがどのような考えのもとから作り出されたのか、導入することでのメリットデメリットを知ることで、HubSpotの全貌が掴めないことで導入に踏み切れていない方の参考材料になれば幸いです。

「新規顧客を開拓したい・育成したい」「リピーターを増やしたい」「煩雑な業務を自動化したい」「知らないところで機会損失をしているかもしれない」など業務において課題を抱えている企業が数あると思われます。
ウェブ上で結果を出すためには、運用と改善を的確に継続的に行っていかなくてはなりません。
的確に施策を行うためには様々な情報が溢れているウェブ上で必要な情報を獲得、整理、分析までを行わなくてはなりません。
継続的に施策を行うためには使用していくツールが使いやすいものでなくてはいけません。

これらの課題を解決するために現代では様々な企業から「CRM」「MA」「SFA」「CMS」呼ばれるマーケティングツールが登場し、使用している企業が数多くいます。
今回紹介するHubSpotはSalesforseやMarketoに並ぶマーケティングツールを出している代表企業のひとつです。
なぜ、数多くあるマーケティングツールの中でもHubSpotが多くの企業から支持され、導入されているのでしょうか。
HubSpotとはどのような存在なのか、HubSpotを導入することでどのような恩恵を受ける事ができるのかを紹介してきたいと思います。

HubSpotとは

HubSpotは米国で2005年にブライアン・ハリガン氏とダーメッシュ・シャー氏の2人が考えたインバウンドマーケティングをスムーズに行うために開発され、現在95カ国、34000社の企業で導入されているマーケティングツールです。
HubSpotはサービスの根幹を担うCRM(顧客管理ツール)を中心にマーケティング、セールス、カスタマーサービス、CMSのプランがあり、HubSpotを利用するだけでインバウンドマーケティングを一貫して行えるように統合されたプラットフォームです。
HubSpotは基本無料であり、必要な機能が出てきたらアップグレードしていくようなプランになっています。
これにより、マーケティングの施策の内容や規模に応じて拡張を行う事ができます。
初めは低コストで使用していき、HubSpotが事業に有効的だと判断したらアップグレードしていく事で、導入による費用の不安は軽減されます。

HubSpotが推奨しているインバウンドマーケティングとは

HubSpotはインバウンドマーケティングをスムーズに行うために開発されたマーケティングツールと紹介しました。
HubSpotを理解するにはインバウンドマーケティングという概念を理解しておく事が必要不可欠になります。
インバウンドマーケティングの前に主流だったのはアウトバウンドマーケティングでした。
アウトバウンドマーケティングとは企業側からユーザーに対し様々な方法で情報を提供するマーケティング手法でした。
情報を提供する際には様々な手法で見込み顧客を囲い込み、人々の生活に割り込む形をとり、ユーザーがどのような興味関心があるのか、どのような状況にいるかを確認せず情報をユーザーに押し付けることからプッシュ型と言われています。

一方、インバウンドマーケティングはユーザーの興味関心を喚起させるコンテンツをブログやSNSなどから発信する事で、顧客が自ら情報を見つけてもらい、ファンになってもらうマーケティング手法です。
コンテンツにユーザーを引き寄せることからプル型と呼ばれています。

では、従来のアウトバウンドマーケティング手法からインバウンドマーケティングに移行している企業が多いのでしょうか。
従来のアウトバウンドマーケティングが主流だった頃はインターネット環境やデバイスの普及が十分に行われておらず、ユーザー自身が情報を獲得する機会というものが少ない状況でした。
それこそ、商品の情報を知るには紙媒体の広告であったり、TVCMなどの発信に限られていました。
この情報発信は企業側が選んだ媒体、企業側のタイミングで行われており、ユーザーファーストとは言えません。

ここからインターネットが普及したことにより誰でも情報発信できる時代になり、社会全体に情報が溢れかえってしまいました。
多くの情報の中には価値のあるものも無いものも乱雑に入り混じり、ユーザーは必要な情報以外は敬遠するようになりました。
さらに、デバイスが個々に行き渡り、好きなタイミングで情報を得られるようになると、ユーザーはますます情報に対してシビアになっていきます。
今まで、強力な情報発信であったTVや新聞のような発信媒体もユーザーが好きな場所で好きなタイミングで見る事ができないため、見ることすら少なくなり、TVを見ていたとしてもCMが流れた際に興味がなければ、スマートフォンを取り出しSNSをチェックするといった日々に変化しています。

今の時代の情報発信に必要なことは必要な情報を必要な時に提供することです。
ただ、それを行うには個人の興味関心を識別し、個人の行動を追跡しながら興味関心が高くなったと判断したタイミングで情報を発信する必要があり、この業務を人力で行うことは人力では限界があります。
そのためにも、HubSpotのようなマーケティングツールが必要になるのです。

HubSpotが採用しているビジネスモデル

現在マーケティングの手法はファネル型からフライホイール型に変化してきています。
従来は買い切り型の商品・サービスが多く、ユーザーに購入してもらう事が目標とするファネル型が主流でした。

HubSpotはファネル型ではなく、フライホイール型の考えで構築されています。
フライホイール型が提唱されるようになった背景にマーケティングの目標が変わったことが挙げられます。
買い切り型の商品ではなくサブスクリプション型の商品が多くなり、従来はユーザーに購入させる事が目標だったのに対し、ユーザーに商品を使用し続けてもらう事が目標に変わった事が大きな要因がです。
サブスクリプション型とは一回購入したら終わりの商品ではなく、月額制の料金体制をとっており、継続して利用してもらう事が必要なサービス形態です。
HubSpotが採用しているフライホイール型とは優れた顧客体験を最優先で提供することにより組織に勢いがもたらされると考えるビジネスモデルです。

画像引用:

https://www.hubspot.jp/inbound-marketing

フライホイール型のビジネスモデルの考え方の段階は以下のようになります。

Attract(惹きつける)

Service HubとMarketing Hubの機能でStrangers(潜在顧客)を惹きつけ、Prospects(潜在見込み顧客)に昇華する。
Attractの段階のインバウンドマーケティングではユーザーを惹きつけるためのコンテンツの作成や開発が中心になります。
ユーザーにコンテンツを提供する手段としてブログ、SNSなどで良質な情報を提供していきます。
インバウンドマーケティングにおいてユーザーを確保するためにはこれらのコンテンツがユーザーの目に届くところにある必要があります。
HubSpot内で情報のコンテンツの作成からコンテンツがユーザーの目の届くところに配信んされるようにSEO対策のアドバイスなどの機能も含まれています。

Engage(信頼関係を築く)

Marketing HubとSales Hubの機能でProspects(潜在見込み顧客)からCustomers(顧客)に昇華する。
Engageの段階ではユーザーと長期的な関係をもってもらえるような方法で対話や対応を進めます。
ユーザーからかかってきた電話への対応と管理方法には具体的な戦略が必要です。
何らかの興味をもって電話をかけてきたユーザーに対して、カスタマーサービス担当者がどのように対応するのかが重要になります。
製品を販売することを目的とするのではなく、ユーザーの課題解決に取り組むという姿勢を忘れないようにしましょう。
ユーザーの課題解決方法の一つとして自社の商品やサービスを提案するという形を崩さないことによって、自社と相性の良い顧客に価値を提供できるようになります。

Delight(満足させる)

Service Hubの機能で満足度を上げ、Customers(顧客)からPromoters(推奨者)に昇華させる。
Delightの段階では購入後も長期にわたってユーザーの満足度を保てるよう、サポートの充実に取り組みます。
ユーザーの邪魔にならないタイミングでチャットボットやアンケートフォームを表示し、ユーザーの支援やフィードバックを依頼することでユーザーの満足度に繋がる施策が行えるようになります。

更に、SNSでのソーシャルリスニングも重要な戦略の一つになります。
ソーシャルメディアを利用することで企業アカウント宛にきたフィードバックを入手する事ができたり、ユーザーから届いた質問に対して回答するなどユーザーたちの言葉に耳を傾け、ユーザー達を大切に思っていることを伝えましょう。
直接的な利益につながらない場合だとしてもユーザーを支援することで、満足したユーザーはそのブランドの賛同者になります。
Promoters(推奨者)は新たなStrangers(潜在顧客)を呼び込む流れができ、フライホイール型のビジネスモデルを大事にすることで、企業の成長が加速していくと想定されています。

HubSpotは現在の商品にあったフライホイール型のビジネスモデルを遂行するのに適しているマーケティングツールと言えます。

HubSpot導入のメリット

HubSpotを導入することで起きるメリットを紹介します。

業務効率化に繋がる

HubSpotの機能の中には従来は人間が行なっていた煩雑な作業を正確に自動化させることで業務効率化に繋がります。
更にHubSpotは1つのプラットフォームで様々な機能を使用する事ができ、複数のツールを跨ぐ必要がありません。
これまで様々なツールを使用し業務に至っていた方はツールによるデータの互換性や使用方法の違いに時間を取られる事がなくなります。
特に、マーケティングで重要な顧客情報の収集に関する機能が豊富にあり、営業担当者からすると自動的に記録してくれる機能は作業の負担が減り、より建設的な業務に時間を割り当てることができます。

質の高い顧客が流入しやすくなる

HubSpotは潜在顧客の中から期待値の高い見込み顧客を選定するための便利な機能があるため、顧客を絞って注力することができます。
集められた顧客に手当たり次第対応するのではなく、期待値の高い見込み顧客のアプローチに専念することで、営業のリソースを重要な部分に割く事ができ、確度の高い成長を見込めます。
無駄なリソースを割くことのできない中小企業から無駄な工程をほっておくと大きな損失になってしまう大企業まで必要なツールになるでしょう。
また、HubSpotで簡単に利用できるCMSやチャット機能を利用すれば顧客との接点を増やす事ができるため、顧客の購入意欲を高めることにつながり、更に質の高い顧客を流入させる事ができるようになるでしょう。

コストパフォーマンスが高い

HubSpotは無料で使用できる範囲が広く、中小企業の業務があればカバーできるぐらいの機能を備えています。
無料のままであれば、制限されている機能もあるため、顧客やチームのメンバーの人数が多くなるにつれてアップグレードする必要があります。
初めは無料の機能から導入し、効果を実感し必要と感じたら、自社の規模にあわせてアップデートしていく事ができるため、コストパフォーマンスに長けているだけでなく、柔軟性に富んでいると言えるでしょう。

顧客管理が容易になる

HubSpotでは集めた顧客情報をダッシュボードで一元化して管理する事ができます。
現在は膨大な顧客一人一人に合わせた、アプローチする事が重要になってきます。
その中で、顧客情報を人力で管理するというのは、事業が拡大するにつれて不可能になっていきます。
HubSpotというプラットフォーム内で管理することで、他部署との顧客管理や情報共有もスムーズに行え、顧客対応の見落としを防ぐ事ができます。
顧客対応は素早く対応する事が求められるため、必要な顧客情報を素早く引き出すことのできるHubSpotは現代の顧客管理に必要と言えるでしょう。

HubSpotのデメリット

HubSpotを導入することで起きるデメリットを紹介していきたいと思います。

無料プランではできることに限界がある

HubSpotのデメリットとして取り上げましたが、商品の性質上仕方ないものと言えるでしょう。
小規模の会社であれば、無料ツールで事足りる部分も出てくるかもしれませんが、無料ツールはあくまでHubSpotが用意してくれた体験版のようなものです。
ツールというのは会社にあった機能を有する必要があります。
HubSpotが無料ツールをあらかじめ提供しておく事で、商品のに内情を知らずに導入して、会社にあった機能がないなどの企業のイメージとの相違を減らす事ができ、導入の際のリスクを減らす事ができます。
HubSpotのデメリットとして紹介してきましたが、違う視点で見てみるとメリットと言えるでしょう。

HubSpotの利用に慣れなければいけない

HubSpotに限らず、どのようなツールを導入する際にも起こりうる事ですが、慣れ親しんでいるツールから、会社の意向で違うツールに移行する際にはどうしても慣れるのに時間がかかり、ストレスになってしまいます。
特に、HubSpotの機能が多種多様に用意されていることもあって、初めて使用する際には時間がかかります。
慣れてしまえば1つのプラットフォームでインバウンドマーケティングをサポートできるため、非常に便利なツールですがツールの引き継ぎの際には苦労するかもしれません。
HubSpotを導入する際やHubSpotを初めて利用する人が現れた際にはサポートを行える体制を持っておく事が大事でしょう。

まとめ

HubSpotとはどのようなものかを紹介してきました。
HubSpotも含まれるマーケティングツールは顧客の行動に伴い変化してきたビジネスを行う上で必要不可欠と言える存在になっています。
その中でもHubSpotは様々なマーケティングツールがある中でインバウンドマーケティングを一貫して行えるように設計され、様々な機能が内包されたプラットフォームです。

HubSpotには多くの機能が内包されていますが、現在の企業の課題や業務形態に合っていなければ、改善どころか改悪になってしまう可能性もあります。
みんなが使用しているから、高評価だからという理由で、解決できるのではないかという根拠の薄い希望的観測の元で導入することではなく、HubSpotでは何ができるのかをしっかりと知り、導入する前に無料ツールを実際に使用してみる事でHubSpot 導入後の解像度をしっかりと高めていきましょう。
もし、体験してみて必要だという結果が出た場合は根気強く向き合っていく必要があります。
HubSpotは電話やメール、Q&Aなどのサポート体制はしっかり整っているので、もし悩みがある場合はすぐに相談してみましょう。

最後までお読みいただきましてありがとうございます。ご意見・ご要望などございましたら、
以下のフォームよりお問い合わせを受けつけておりますので、よろしければご利用ください。

この記事がお役に立ちましたら、"いいね!"をお願いします
minwebの最新情報をお届けします

minweb編集部(株)セルリア

”共に考え、共に創るWebの成功戦略”というスローガンのもと、お客様と一からWeb戦略を考え、
企画し実装まで支援する伴走型Webコンサルティング会社です。

こちらの記事をお読みのかたにおすすめ!完全無料のダウンロード資料

Googleサーチコンソール使い倒し活用術  <AOHON>

ダウンロード資料画像

Googleの検索エンジンに関する情報を幅広く確認できるツール「Googleサーチコンソール」の活用方法をまとめました。新サーチコンソールの機能を網羅的に紹介するだけでなく、Webサイトを最適化できる実践的な方法までわかりやすく解説します。

サーチコンソール初心者の方が知りたい導入方法から、上級者向けのコンテンツ改善の方法まで、押さえておきたい要素を1つに集めた、SEOに力を入れたいすべてのWeb担当者におすすめの一冊です。