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HubSpotを導入するメリットとは|各ツールの機能と使用方法を解説

HubSpot導入を考えている方でどのような機能が自社にとってメリットになるのかを把握できていない場合、導入に際し不安材料が多くなってしまいます。そのような方達の不安を取り除けるように、この記事ではHubSpotの導入を行う事でどのようなメリットが生まれるのかを紹介します。

HubSpotというマーケティングツールプラットフォームをご存知でしょうか。
HubSpotは現在注目されているインバウンドマーケティングをスムーズに行うために作られました。
CRMを中心に添え、一般的にMAやSFAなどと呼ばれる複数のマーケティングツールが内包しているプラットフォームです。
今回はHubSpotを導入する事で企業の目標達成のためにどのように活用できるかを紹介していきたいと思います。

HubSpotとは

HubSpotは現在世界95ヵ国、34,000社の企業で愛用されているインバウンドマーケティングプラットフォームです、
HubSpotとは創設者の2人が考えたインバウンドマーケティングの考え方を元に、企業がインバウンドマーケティングをスムーズに導入できるよう、2005年に開発したインバウンドマーケティングプラットフォームです。
現在HubSpotから出ているソフトウェアは無料のCRMを中心に、マーケティング、セールス、カスタマーサービスを支援する3つの製品で構成されており、必要に応じてアップグレードができるようになっています。
低コストからツールを使用する事ができ、マーケティング施策の内容や規模に応じて拡張を行う事できる事が特徴です。
HubSpotはインバウンドマーケティングに関わる全てのデータを一つのプラットフォーム内で管理できる事で企業の販売促進を一貫してサポートできます。

HubSpotが推奨しているインバウンドマーケティングとは

HubSpotはインバウンドマーケティングの考え方をもとに作り出されたマーケティングプラットフォームです。
よって、HubSpotを導入する前にはインバウンドマーケティングについて理解している事で、よりHubSpotへの理解が深まると考えられるので知っておきましょう。
インバウンドマーケティングを紹介するにはインバウンドマーケティングと対になるアウトバウンドマーケティングから紹介していきます。

アウトバウンドマーケティングは広告やイベント、テレマなどを利用し、情報発信する媒体やタイミングは企業に委ねられ、ユーザーの状況に関係なく情報を一方的に発信することからプッシュ型のマーケティング手法と呼ばれます。

一方、インバウンドマーケティングはブログやSNSでコンテンツを発信し、発信した情報を個々人に送るのではなく、蓄積されたコンテンツの中からユーザーが自ら情報を確保してもらい、ファンになってもらう事からプル型のマーケティング手法と呼ばれます。

企業が情報を提供してユーザーが情報を受け取るという結論が変わらないのにも関わらずマーケティング手法として別になっています。
なぜ、現在の環境はアウトバウンドマーケティングではなくインバウンドマーケティングが好まれているのかを紹介していきます。

インバウンドマーケティングが好まれる背景

従来のアウトバウンドマーケティングが主流だった頃はインターネット環境やデバイスの普及が十分に行われておらず、ユーザー自身が情報を獲得する機会というものが少ない状況でした。
それこそ、商品の情報を知るには紙媒体の広告であったり、TVCMなどの発信に限られていました。
この情報発信は企業側が選んだ媒体、企業側のタイミングで行われており、ユーザーファーストとは言えません。

ここからインターネットが普及したことにより誰でも情報発信できる時代になり、社会全体に情報が溢れかえってしまいました。
多くの情報の中には価値のあるものも無いものも乱雑に入り混じり、ユーザーは必要な情報以外は敬遠するようになりました。

さらに、デバイスが個々に行き渡り、好きなタイミングで情報を得られるようになると、ユーザーはますます情報に対してシビアになっていきます。
今まで、強力な情報発信であったTVや新聞のような発信媒体もユーザーが好きな場所で好きなタイミングで見る事ができないため、見ることすら少なくなり、TVを見ていたとしてもCMが流れた際に興味がなければ、スマートフォンを取り出しSNSをチェックするといった日々に変化しています。
今の時代の情報発信に必要なことは必要な情報を必要な時に提供することです。
ただ、それを行うには個人の興味関心を識別し、個人の行動を追跡しながら興味関心が高くなったと判断したタイミングで情報を発信する必要があり、この業務を人力で行うことは人力では限界があります。
そのためにも、HubSpotのようなマーケティングツールが必要になるのです。

HubSpotの機能紹介

HubSpotの導入に際し、どのような機能があるかが分かっているとと自社の問題解決に活用できるのかが明確になるため、知る事で導入のリスクを減らす事ができます。
現在HubSpotは中核となる無料のCRMを中心に4つのツールがあります。

HubSpot CRM

HubSpot CRMはその名の通り、CRM機能を持つツールです。
HubSpotはこのCRMを中心に他の4つの機能が組み合わさって、インバウンドマーケティングを支援しています。
顧客のWebサイトの訪問やフォーム送信、メールの開封といった履歴情報、氏名、会社名や部署、メールアドレスといぅた見込み顧客のステータス、取引内容や商談のステータスといった進捗情報を蓄積・管理する事ができます。
HubSpotはCRM機能によって蓄積された情報をもとに個々のユーザーに最適な情報を最適なタイミングで発信することを可能にしています。

CMS Hub

本来ウェブサイトを制作・運用・変更する際には専門的な知識が必要になり、専門的な知識を知っている人をアサインするか、制作会社に頼む事が必要でした。
CMS(コンテンツマネジメントシステム)とはウェブサイトを制作・運用・変更を専門的な知識がない人でも行えるようにしたツールです。
HubSpotのCMSは要素をドラッグ&ドロップで動かす事ができ、直感的にサイトを作成できます。
更に、ウェブサイトの運用、変更だけでなくSEO対策の提案や多言語コンテンツ制作などを行え、インバウンドマーケティングで重要な良質なコンテンツの配信に必要不可欠な存在になっています。
有名なCMSにWordPressがあります。
(HubSpotとWordPressの違いとは|CMSを選ぶ際の基準を徹底解説)でWordPressとの違いを紹介していますので、気になった方は読んでみてください。

Marketing Hub

HubSpotのMarketing Hubは一般的にMAと呼ばれるマーケティングツールの役割を果たしています。
Marketing Hubをうまく使いこなす事がHubSpotが企業にとって、どの程度重要になるかがわかります。
Marketing Hubは「訪問者を惹きつける」「リードの変換を促進する」「レポートとカスタマイズ」の要素で構成されています。

「訪問者を惹きつける」段階では広告やSNSを管理したり、ブログを作成したり、ウェブチャットを使用し訪問者の悩みをダイレクトに解決したりする事で訪問者を惹きつけます。

「リードの変換を促進する」段階ではMarketing Hubでは最も重要なワークフローがでてきます。
豊富な選択肢からトリガー、条件、アクションを設定しておく事で、ターゲットにふさわしいリードに対しEメールを理想的なタイミングで自動で送信することができます
更にウェブフックの設定やリードのスコアリング、営業チームへのリードの引き継ぎといったタスクにワークフローを追加する事ができます。

例えば、webサイトのAの製品の価格を見ていたユーザーに、製品Aの導入事例などが添付されたEメールを自動で配信することができます。
このように、ワークフローを設定しておく事で顧客の行動を追いながら、最適な情報を最適なタイミングでユーザーに配信する事で、購買意欲が低くならない内に情報を提供でき、見込み顧客を効率よく顧客に変換させる事ができるようになります。
送信するEメールに関して専門的な知識がなくても、要素をドラッグ&ドロップをするだけで作成でき、A/Bテストも行えるのでどのEメールが最も効果的かを判断できます。
実際に効果のあったEメールのテンプレートを作成し、共有する事でEメールマーケティングの効果向上が見込めます。

「レポートとカスタマイズ」の段階ではチームが一丸となって業務に取り組むために、蓄積されたデータを分析できるようにし、データに裏付けられた的確な意思決定を可能にします。
多様なデータをHubSpotに格納してカスタマイズし、柔軟に構造化できるようになりました。カスタムオブジェクトのデータから多面的にレポートを出力したり、ダッシュボードを作成してチーム内での情報共有に活用したりできます。

Sales Hub

営業活動の本来の目的は見込み顧客に最適な商談をおこなうことです。
しかし、現実は日報を書いたり、Eメールの作成したり、ミーティングの予定を立てるために何度も見込み顧客と連絡を取り合うなどの業務に時間を取られてしまいます。
HubSpotのSales Hubを使用する事で煩雑な作業から解放され、何よりも大切な「顧客」に向き合えるようになります。
Sales Hubは「コミュニケーションの開始」「信頼関係の強化」「パイプラインの管理」の要素で構成されています。

「コミュニケーションの開始」段階ではEメールの管理や通話の管理ができます。
Eメールは実際に効果があった営業メールをテンプレート化し、チームで共有する事で魅力的なメッセージを短時間で作成する事ができます。
Eメールをパーソナライズ化する方法もパーソナライズトークンを利用する事で簡単に設定できます。
また、Eメールが開放されたら通知が届くので、開封されたかどうかを憶測に頼る事なく、適切なタイミングでフォローアップを行なって、取引を効率的に制約に導く事ができます。
受話器なしで電話可能です。
個人に割り当てられた電話番号を利用して受話器なしで電話が可能です。
VoIP通話や一般回線からユーザーに発信でき、録音も可能なため、会話の内容を振り返ったり、共有することができます。

「信頼関係の強化」の段階では顧客と関わる部分の効率化をおこなえます。
営業を行っていく上で商談の日程を決める作業が必ずあると思われます。
Sales Hubを使用する事でメールで何度もやりとりをしてミーティングの日程を調整する必要がなくなります。
予定はHubSpot内だけにとどまらずGoogleカレンダーやOffice365カレンダーと同期されるため、常に最新の状況を提示可能です。
HubSpotの設定でミーティングの時間を30分単位にする、ミーティングの前後30分は空き時間としないなどの詳細な指定をする事ができ、効率的にミーティングの日程調整が可能です。
ウェブチャットを設定しておく事でウェブサイトの訪問者とリアルタイムでやりとりする事ができ、リードへの転換を後押しします。
ウェブチャットが表示されているページや訪問者のセグメントごとに異なるメッセージを表示可能です。
チャットボットを利用する事でリードの見極め、ミーティングの予約、よくある問い合わせの回答を自動化し、煩雑な業務を減らしてリソースを重要度の高い案件に注力する事ができます。

「パイプラインの管理」の段階では営業全体の状況をパイプライン形式で管理する事ができます。
営業フェーズごとに取引を管理でき、見込み売上金額も算出可能です。
セールスプロセスに合わせてパイプラインの各ステージを設定でき、ステージの変動条件もワークフローとして簡単に設定できます。
コンタクトや企業のレコードを新しい取引として登録し、無料版では手動、有料版では自動で管理可能です。

Service Hub

現在は商品やサービスの性質が変わり、従来であればユーザーが購入する事が目標でありましたが、現在は利用の継続が目標になっています。
顧客をサポートする事で顧客満足度を高める事で継続率の向上も見込めます。
Service Hubは「サポートの拡大」「チームとチャネルを一元管理」「先を見越したカスタマーサービス」の要素で構成されています。

「サポートの拡大」の段階ではサポートチームの処理能力を高める事ができます。
多くの顧客を抱えている場合ナレッジベースを作成する事が有効です。
ナレッジベースとは「業務や製品に関する知識や情報がまとまった媒体」のことです。
ユーザーからのよくある質問や要望をもとにヘルプ記事やドキュメントを作成しておく事で、顧客自身で解決できるようにしておく事で、ユーザーの疑問への処理を増やしつつ、問い合わせの件数を減らす事ができるようになります。
更に、ナレッジベースがある事でサポート担当者同士での知識の共有が進み、サポートチーム全体の対応力の底上げにつながります。

また、全ての問い合わせを管理できるため、サポートの抜けを防ぎ、また優先順位をつけて対応できます。
担当者ごとの、応答時間や処理件数を把握する事ができるためタスク管理や対応力の見直しを図る事ができます。
フォームやEメール、ライブチャットからお問い合わせが入ると、送信者の情報や問い合わせ内容に基づいて、チームの適切な担当者に割り当てられます。

「チームとチャネルを一元管理」の段階ではサポートチームのチーム全体の管理を効率よく行えるようになります。

コミュニケーション経路が多いと、それらの情報を処理するダケで多くの時間がかかってしまいます。HubSpotはチームの共有アドレス、ウェブチャット、Facebook Messengerなどを共通の受信トレイに一元化する事ができ、全てのコミュニケーションの管理と返信を一元化します。
同一の受信トレイに蓄積されていくので、わざわざツールごとに管理したり、担当者が変わるときに情報共有する必要がありません。
チームの共有アドレスを使用している場合、割り当てを設定する事で、特定の担当者に返信を割り当てたり、均等に割り当てる事が可能です。


「先を見越したカスタマーサービス」の段階ではユーザーのデータを集め、改善に役立てる事ができます。
Eメールやウェブサイトで回答が可能なアンケートを配信する事ができます。
調査の目的に応じたアンケートの作成が可能です。
顧客からのフィードバックをもとに、サービスの内容や顧客との関わり方を改善していく事ができます。
アンケートの結果はダッシュボードで確認可能で、各指標の推移を確認したり業界平均と比較しながら改善の成果を追っていきます。
顧客のサポートに必要なあらゆるデータを格納し、カスタマイズできます。
単一オブジェクト、クロスオブジェクト、またはカスタムファネルのレポートを作成し、事業の健全性を把握しましょう。

HubSpotを導入することのメリット

HubSpotの機能とそれぞれで行えることを紹介してきました。
それらのことを踏まえながらHubSpotのメリットを紹介していきたいと思います。

顧客のデータの取得、管理、活用が容易に行える

HubSpotは顧客情報管理のCRMを中心に添えたインバウンドマーケティングを行うツールだと紹介してきました。
従来のマーケティングでは一斉に情報を発信することで一定の顧客が振り向いてくれれば良いというものでした。
しかし、情報が溢れている現在の状況で顧客は粗雑な情報を敬遠する傾向があり、自分にパーソナライズされた情報が的確なタイミングで来なければ見る事がないような状況です。
現在のマーケティングは顧客一人一人に合わせた施策を行う必要がありますが、それらを行うためにはそれぞれの顧客の情報が必要になり、現在の顧客の状態に合わせた施策をそのタイミングで行う必要があります。
HubSpotでは顧客の情報を取得する機能から管理し、自動的に活用できる機能が揃っているため、現在のマーケティングに適したツールと言えるでしょう。

煩雑な業務をなくし、重要な要件にリソースを割く事ができる

HubSpotは本来注力すべきではないが必要な作業である煩雑な業務をなくし、重要な要件にリソースを割く事ができます。
例えば、ユーザーがウェブサイトに流入してきた際にチャットボットで事前に何を聞きたいのかを確認できればその専門の担当者に自動で引き渡す事ができ、ユーザーにとっても担当者側にとっても時間の短縮になります。
もしこれらの機能がなければ、ユーザーが全体の窓口に連絡し、窓口の担当者がユーザーの課題をヒヤリングし、担当者に連絡をしてつなぐという動作が必要になります。
担当者が本来の業務に向き合う時間を多くする事で、業務のクオリティが上がり結果的に業績につながります。

業務全体の底上げ

HubSpotを利用する事で業務の最適化をおこなえ、共有することで、業務全体の底上げを行う事ができます。
例えばEメールマーケティングを行う際に様々なEメールテンプレートを作成し、利用してA/Bテストを実行したところ1つのEメールテンプレートが有効的だと認定された場合は、そのテンプレートをチームで共有する事で業務全体の底上げが行えます。
他にもナレッジベースを作成することでユーザーの疑問解決の糸口になるだけでなく、サポートチームで知識の共有ができ、サポート体制のクオリティが上がります。
HubSpotはデータの解析や共有のシステムが整っている事で常に施策を振り返ることや知識の共有が行えることで業務全体の底上げを行えます。

ツール同士の互換性が高い

HubSpotの最大のメリットは業務を支えるマーケティングツールが1つのプラットフォームに内包されていることです。
世の中には様々なマーケティングツールが存在していますが、HubSpotの機能の紹介してきた中で感づいている方もいるかもしれませんがそれぞれのツールは他のツールと連携する事でより効果的な施策を行えている事があります。
HubSpotは1つのプラットフォームに内包されている事でそれぞれの互換性は難しい手続きを踏まなくても担保されていますし、データの互換性の心配する必要もありません。
更に、別々の会社が出しているマーケティングツールを連携して使用して不具合が出た場合どちらに原因があるのかの判断が難しく業務が止まってしまいかねません。
このようにマーケティングツールを1つのプラットフォームに内包してある事で様々なメリットを得る事ができます。

まとめ

今回はHubSpot導入のメリットを紹介してきました。
HubSpotは現在の状況に適したインバウンドマーケティングを行うために作られたマーケティングプラットフォームです。
様々な機能が用意されているHubSpotですが、これらは全て無料で使用できます。
制限が設けられていてもし必要があればアップグレードしていく費用形態です。

まずは体験してみて、自社の課題解決に必要だと判断した場合に、企業の予算や事業規模に応じて自由にカスタマイズして使用することのできる柔軟性を持ち合わせています。
HubSpotの導入に迷っている場合はまずは無料版を試してみて、HubSpotのなかで課題解決に役立つことのできる機能があると認識したらアップデートを行い、実践的に使用してみてください。

最後までお読みいただきましてありがとうございます。ご意見・ご要望などございましたら、
以下のフォームよりお問い合わせを受けつけておりますので、よろしければご利用ください。

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