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Premiere Proでテロップを高速で入れる方法|テロップに関する小技を2つ紹介

Premiere Proで動画編集を行う上で最も時間がかかる作業はテロップ入れと言えるでしょう。そのテロップ入れの作業を効率化するための方法を紹介してきました。少し工夫を加えることで少しずつ短縮され、それが大きな時間になってくと言えます。是非今回の記事を読んで動画編集が少しでも楽になることを願っています。

カテゴリ: PremierePro

Premiere Proを利用し動画を編集しているとカットやBGMの音量調整、エフェクトの追加など様々な工程がありますが、最も時間を取られるのがテロップの作成だと言えるでしょう。
実際にPremiere Proを使用し、動画を編集した事がある方はわかると思いますが、例えば10分の動画を編集しするのに2、3時間は平気でかかってしまう事があるから驚きです。
今回はPremiere Proを使用したテロップ入れをサクサクできるような方法を紹介していきたいと思います。

Premiere Proでテロップを入力する方法

Premiere Proではテロップを入力する方法が2つありました。
レガシータイトルを利用したテロップを入れる方法とエッセンシャルグラフィックスを利用したテロップを入れる方法です。
ですが、レガシータイトルを利用したテロップを入れる方法は無くなるとPremiere Pro側から宣言が出ました。
よって、これ以降のテロップを入れる作業はエッセンシャルグラフィックスを利用したテロップになるという事実から今回はレガシータイトルを利用したテロップ入れは行いません。

エッセンシャルグラフィックス効率を上げるテロップ位置設定

一般的にテロップを入力する際には「テキスト横書きツール(T)」を選択し、入力したい箇所にあわせて入力するのが一般的です。
ここで問題となってくるのが、音声の開始位置と終了の位置に合わせてテロップの素材を合わせないといけませんでした。
すると、一つのテロップを入力する際に文字を打つだけでなく、素材の位置設定に時間がかかり効率が良いとは言えません。

もし、音声とテロップの位置が正確でなければ音声はまだあるのにテロップが消えてしまったり、音声がはじまって1秒後にテロップが表示されるという事態が起きてしまうと視聴者のフラストレーションが溜まってしまいます。

では、この問題をどのように解決していけば良いのでしょうか。
それは、空のテキストボックスをあらかじめ動画全体に設置しておく事で解消されます。

ここで、疑問に思う方もいるでしょう。
全体に一個のテキストボックスを配置してしまったら、そこに設置したテロップしか動画内で出てこないのではないかという疑問です。
その指摘は間違っておらず、このままではそのような現象が起きてしまいます。
ですが、そのテロップの素材に編集点をつける事でそれぞれの独立した素材に生まれ変わり、個々を編集する事で別々のテキストを表示してくれます。

編集点を簡単に追加する方法は「レーザーツール(C)」を利用する事で可能になりますが、ショートカットキーを利用することでもっと効率良く編集点を付け加える事ができます。
(Premiere Proのカット作業を爆速にするショートカットキーと覚えておくと役立つこと)に詳しく書いていますので、ぜひ読んでください。

テロップの位置設定の手順は以下のようになります。

1、動画全体に空のテキストボックスを配置
2、テロップを入力するタイムラインの段を設定
3、テロップを挿入したい箇所の始まりと終わりに編集点を追加
4、終わりの編集点から1フレーム戻って、テロップを編集
5、「esc」を選択してテキストボックスの選択を解除し、「スペース」で動画を再生

その後は3〜5の手順を繰り返しを行う事で、テロップ入力は行われていきます。
それぞれの手順をなぜ行う必要があるのかを紹介していきます。

動画全体に空のテキストボックスを配置

動画全体に文字が入ったテキストボックスを配置している方もいましたが、私は空のテキストボックスを配置します。
なぜなら、ずっとテロップが必要になる動画はないからです。

以下のタイムラインの例を見てみましょう。
本来は繋がっている音声の中からテロップにしたい箇所を見極めますが、今回は分かりやすくするために、音声が配置されている場所にテロップが必要となると考えます。
では、必要になる箇所に編集点を入れテロップを入力していきます。
すると、当たり前のことですが音声があるところにはテロップが入力されています。

では、音声がない場面ではどのように表示されるのでしょうか。
インジケーターを移動させ、音声がない時の部分の画面表示を確認してみましょう。
テキストボックスは配置してありますが、テロップを入力していないので画面内にテキストが表示されていません。
この場合は、テキストボックスが残っていたとしても、動画の邪魔にならないため消す作業が必要ありません。

もし、何かしらのテキストの入力が行われているテキストボックスを動画全体に配置した時に、今回のような入力の必要がない箇所に関してのテキストボックスを消去しなければ、動画に必要のない情報が出てしまうので、どうしてもテキストボックスを消す作業が必要になります。
効率化を考える上では、空のテキストボックスを使用する事が良いと思います。

テロップを入力するタイムラインの段を設定

タイムラインには編集をする段をターゲッティングする機能があります。
ターゲッティングをしなければ、自分が編集したい箇所以外にも編集をすることになってしまい、編集をしていく上でタイムライン上がごちゃごちゃになってしまい、効率の良い編集ができるとは言えません。

以下の画面を見ていきましょう。
黄色の枠で囲ってある部分がターゲットの役割を行います。
例えば編集点を追加しようと思った場合、青で反応している部分がターゲットと指定されているため、真ん中の素材には編集点はつかず、上下の素材に編集点がつきます。

編集点をつけたくない部分に付いてしまったからといって、動画上では問題ありませんが、編集していく中で数多くの編集点があると、どこの編集点なのかを確認する作業が多くなってしまいやりづらいのです。

テロップを挿入したい箇所の始まりと終わりに編集点を追加

テロップは最適なタイミングで始まり、最適なタイミングで終わることで視聴者にストレスを与えることなく情報を与える事ができます。
「全体にテキストボックスを挿入しカットする」方法ではなく「テロップを入れたい箇所が出てきた際にテキストツールを利用してテキストボックスを追加する」方法を選んだ場合テロップを挿入したい始まりの部分に関しては問題ありませんが、終わりの部分に問題がでてきます。

では、実際の画面を見ていきましょう。

これは、元の動画と音声データのみの画面であり、ここから音声の部分にテロップを入力したいと考え「テキストツール(T)」を使用し、テキストボックスを配置しましょう。
予定通りの開始場所から配置する事ができましたが、本来必要とする部分以上にテキストボックスが伸びてしまいました。
このようになってしまった場合、マウスを使用し伸びすぎてしまった分を調節する工程が必要になります。

よって、テキストツールを何度も利用するやり方は効率的とはいえません。
編集点をうまく活用し、効率良く編集を行うようにしましょう。
編集点の追加のデフォルトのショートカットキーはWindowsなら「control+K」Macなら「command+K」で設定されています。
編集点の追加は良く使用されるショートカットキーですので自分好みに変更しましょう。
ショートカットキーの変更はPremiere Proの「キーボードショートカット」で変更できます。

検索欄に「編集点」と入力し、「編集点を追加」のショートカットキーを探し、自分が使いやすい箇所に設定していきましょう。
私のお勧めとしては左手だけでカットから編集点の追加まで行いたかったので、それらにまつわるショートカットキーは左手の届く範囲に設定しました。

終わりの編集点から1フレーム戻って、テロップを編集

編集点を追加した際にインジケーターはどこにあるのか見ていきましょう。
イメージ図としては以下のようになります。

編集点を追加する際にはインジケーターは編集点を追加した後の素材に乗っかっている状態です。
よって、終わりの編集点をつけ、そこを編集しようと考えた時に、そのまま編集してしまうと、終わりの編集点を付けたはずなのにその次の素材を変更してしまうといった事態に陥ります。
そこで終わりの編集点を設置した後、1フレーム戻す事で本来編集したかった箇所を編集することが可能になります。
1フレーム戻るには「←キー」を入力する事で戻ります。

「esc」を選択してテキストボックスの選択を解除し、「スペース」で動画を再生

効率化を求める編集ではマウスを使い時間を減らす必要があります。
しかし、テロップを編集する際にはどうしてもテキストボックスをマウスでクリックしなければ、入力ができません。
では入力が完了した後もマウスが必要になってくるのでしょうか。
答えはNOです。

もしマウスを使用しない場合は、マウスをプログラムモニターからタイムライン上に持っていきクリックする事で、タイムラインを動かせるようになります。
もし、タイムラインをクリックしなければ、「スペースキー」を押したとしてもテキストボックス内の空白が増えるだけで、再生はされないので、タイムラインをクリックする動作は必要になります。
これをテロップごとに行っていたのでは効率が悪いです。
「esc」を選択する事でテキストボックスの選択が外れ、「スペースキー」を押せば動画が再生されます。

エッセンシャルグラフィックスを利用した効率の良いテロップ入力はいかがでしたでしょうか。
知っていればなんてことのない知識ですが、一度知っておく事で時間を大幅に短縮する事ができます。

Premiere Proテロップ入力を更に効率化するために知っておくべき事

Premiere Proのテロップ入力を効率化するためのテロップ位置設定を先ほど紹介してきました。
ここからは更にPremiere Proテロップ入力を効率化するために知っておくべきことを紹介していきたいと思います。

テロップスタイルの作成

テロップスタイルとはテロップのフォントや色、アビアランスまでをテンプレートとして活用できる機能です。
例えば、同じメディアを運営している場合、発信する動画のテロップは統一化させる事でブランディングが可能ですし、気に入っているテロップのテンプレートを保存しておく事で、毎回設定する手間がなくなり効率化が目指せます。
では実際にどのように使用していくのか紹介していきます。
まずは、自分の気に入っているテロップのデザインをしてみましょう。

デザインしたテロップを選択し、エッセンシャルグラフィックスのスタイルという部分をクリックしてみましょう。
スタイルの作成という部分を選択し、名前をつける事でテロップのデザインが保存されます。

名前は「人物1」と設定してみました。
作成されたスタイルは「プロジェクト」に保存され、いつでも持ってくる事が可能です。
ではどのような場合に使うかと言いますと、顧客の要望でテロップのデザインを全部変えてくれと言われたり、人物ごとにテロップのデザインを変更したりする場合です。
以下の画面を見てください。

赤枠と黄枠で喋っている人が違い、テロップのデザインを変える事で視聴者にわかりやすい動画を作成しようとしたとします。
ここで、一つ一つ選択しデザインを変えていくのではあまりにおそいです。
ここで先ほど紹介したスタイル作成を使用していきます。
「人物2」というデザインを作成し、変えたい範囲をすべて選択し、プロジェクトからドラックアンドドロップを行いましょう。

すると選択されたクリップがすべて「人物2」のデザインになりました。

一斉にテロップのデザインを変えたい時に役に立ちます。

モーショングラフィックステンプレートの活用

モーショングラフィックステンプレートとは先程のスタイル作成と非常に似ているテロップのデザインをテンプレート化する機能です。
どこが違うのかを見てみると先ほどはフォントや色、アビアランスまでテンプレート化できましたが、モーショングラフィックステンプレートはサイズや位置、書式までテンプレート化できます。
先程のスタイル作成はそのプロジェクトでしか使えず、他のプロジェクトでは使用できませんでした。
モーショングラフィックステンプレートはプロジェクトを跨いで使用可能です。
まずは、テロップのデザインを決めます。

その後、メニューの「グラフィック→モーショングラフィックステンプレートとして書き出す」を選択するか、タイムライン上のクリップを選択、右クリックし、メニューの中から「モーショングラフィックステンプレートとして書き出す」を選択します。

名前をつける事で書き出しが完了です。
どこにからそれを引き出せるのかはエッセンシャルグラフィックスの参照部分に入っています。

使い方は使用したいモーショングラフィックステンプレートをタイムラインにドラッグアンドドロップするだけです。
モーショングラフィックステンプレートを利用する事で、テンプレートを共有する事ができ、プロジェクトが変わっても毎回同じ位置にテロップを入れる事ができ、統一化された動画作りが可能になります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
Premiere Proを利用した動画作りの中で最も時間がかかると言われているテロップを効率化するための方法を紹介してきました。
この方法を知り早速始めたばかりの人は慣れるまでに時間はかかりますが、マウスを主体とするテロップ入れより確実に早くなるので、頑張ってやり方を真似しましょう。
読んでいただいた方のPremiere Proテロップ入れが効率化することを願っています。

最後までお読みいただきましてありがとうございます。ご意見・ご要望などございましたら、
以下のフォームよりお問い合わせを受けつけておりますので、よろしければご利用ください。

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