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【2021年最新】Google広告の使い方徹底解説 アカウント作成から出稿まで

Google広告をいざ始めようとしても管理画面のどこを触ればいいのか、この項目は設定するとどのような影響が起きてしまうのか分からず困っている方がいるのではないでしょうか。 今回はGoogle広告のアカウント作成から広告出稿までの手順を丁寧に説明しています。 初心者の方でも分かりやすいように実際の画面を利用し説明をおこなっています。

カテゴリ: Google広告

今回はGoogle広告が広告主に与えてくれるものと広告別の特徴、Google広告アカウント作成から広告の出稿までを紹介していきます。Google広告は日々管理画面や仕様が大きく変更されていきます。


最新のアカウントの構造から広告の概要、キャンペーンの作成方法などを知っておくことは運用する側でも運用をお任せする側でも知っておくべき知識です。


Google広告を使ったことのない方でもわかりやすいよう実際の画面や図で紹介していきましたので、これを機に広告出稿の流れとそれぞれの用語を覚えていきましょう。


広告に対し正しい知識でもって向き合うことで、より建設的に広告を利用していきましょう。

目次

Google広告は広告主に何をもたらすのか

まず初めに広告出稿料を支払い、広告を配信することでどのようなメリットが訪れるのかを紹介していきます。

こちらはスマートフォン普及率を世代別に単身世帯と二人以上世帯別に分けて表示させたグラフです。
グラフを見てわかる通り、私たちの生活はインターネットと切っても切り離せない状況に変化してきました。

自社のサービスや商品を売るためにはインターネットと向き合わなければ、他社の情報に埋もれ、生き残れない時代がきたと言えるでしょう。

スマートフォン普及率(世帯主年齢階層別)2020年度版

引用:携帯電話の普及率の現状を詳しくさぐる(2020年公開版)

ただ、インターネットに背を向けることなく、向き合うことで様々な恩恵が得られることも間違いありません。
これからインターネット広告のメリットについて紹介していきます。

マス広告とインターネット広告の違いとメリット

ターゲットの選定

マス広告とは新聞、雑誌、テレビ、ラジオ広告など広く届かせる力を持ち合わせていますが、不特定多数のターゲットに向けた広告となっています。

インターネット広告は地域、年齢、性別、興味など様々な要素を織り交ぜ、配信するターゲットを選定することができます。

それにより興味のないユーザーに届ける可能性が低く、興味のあるユーザーに届けることができ、より少ない広告費用で効果的なパフォーマンスを生み出します。

効果の視認性と改善

マス広告は効果がどのくらいあるのかを評価するのは困難です。

効果がある広告をやめてしまったり、効果がないのに広告を出稿し続け無駄な広告費用がかさんでしまった, 広告はどの世代の方が反応したのか、普段何をしている方が反応してくれているのかなどの情報が分かりずらいなど効果の判定が難しkく、様々な弊害が起きてしまう可能性があります。

インターネット広告はどのような人が、どの広告を見て、サービスを利用したのかを見ることができます。 よって、自社商品に興味関心が高い層を発見した際には、その層に向けた新たな広告を作り出稿したり、効果的な広告を発見した際にはその広告の広告費用を増やすことでより効果的なパフォーマンスを生み出します。

逆に効果的ではない地域、時間、広告を発見した際にはそれらを除外し、無駄な費用を抑え、効果的な広告に更に力をいれることができます。

このように、効果の視認性があることで課題を発見し、改善の提案、改善までを迅速に行うことができ、より効果の高い広告を常に出稿し続けることが可能です。

Google広告の種類と強み

インターネット広告がマス広告と比べ、少額で効果的なパフォーマンスを広告主に与えてくれることはお分りいただけましたでしょうか。

そんな便利なインターネット広告ですが目的によって、適切な広告を選ばなければ、最大限に効果が発揮できません。

大きく分けてGoogle広告には「検索連動型広告」「ディスプレイ広告」「ショッピングキャンペーン」「動画広告」「アプリキャンペーン」の5つ種類あります。 次に、5種類の広告それぞれの強みを紹介していきます。

検索連動型広告

ユーザーが興味のあるキーワードをGoogle検索した際に、キーワードに関連した広告を検索結果の画面にテキスト形式として表示する広告です。

見られるだけでは広告費がかからない為、興味関心がないユーザーに対し広告費をかけなくて済みます。 SEOに関係なく上位表示が可能な為、イベントやキャンペーンの際に有効活用できます。

強み:ユーザー自身が興味を持って検索しているキーワードに関連した広告が表示されるので成約率が高く、費用対効果が高い傾向にあります。

ディスプレイ広告

Googleと契約しているパートナーのブログやwebサイトの広告枠にテキスト、画像、動画を使った広告を表示する広告です。

ユーザーが長時間滞在する場所は検索画面でなく個別のwebページです。 それらのwebページに表示されることで認知度を向上させることが可能です。

広告の表示される場所、大きさなどはGoogleのAIが判断し表示されます。

強み:画像や動画を使用し、視覚に訴えることで、サービスや商品の認知度を向上させることができる。 低価格で多数のユーザーに広告を届けることができる。

ショッピングキャンペーン

ショッピングキャンペーンとは、ECサイト等の在庫のある商品を広告表示して、アクセスや来店を促し売上を伸ばすことを目的とする広告です。

経済産業省の統計ではEC市場においてスマホ経由での購入率は39.3%となっており、ワンクリック購入の後押しとしてショッピングキャンペーンが有効です。

ショッピングキャンペーンはキーワードや広告を入稿するのではなく、商品情報をGoogle広告に紐付けされたMerchant Centerへアップロードすることで広告が開始されます。
その後、GoogleのAIが機械学習を重ね、購入意欲のあるユーザーに届けることで、成約率が上がり、かつ無駄な広告費を抑えることができます。

強み:ショッピング広告は店舗名、商品画像、値段などの情報が広告をクリックしなくても表示できる為、ユーザーの認知の相違が少なく、クリックされてからの成約率が高くなります。
店舗名を表示することが可能な為、ブランドの認知に繋がります。

動画広告

電通が発表した「2019年日本の広告費」によるとweb広告費全体の伸びも著しいですが、その中でも動画広告費は前年と比べ157.1%と非常に伸びています。

スマホの普及や動画配信サービスの充実化に伴い動画広告は今や多くのユーザーにサービスの印象を付け認知度を高める点で欠かせない広告です。

強み:動画や画像だけでなく音楽をユーザーに届けることができる為、より印象に残りやすい広告を配信できます。
昔と比べ様々な種類の広告があり、ユーザーにストレスなく広告を配信しつつ、広告主の意図を反映できる広告形態が用意されています。

アプリキャンペーン

アプリのインストールの促進やキャンペーンをユーザーに認知してもらうことでアプリの再利用や課金行動の促進させる目的を持った広告です。

強み:入札単価の設定やターゲティングなどすべてが自動で最適化されるため、広告文や動画、画像を用意して入稿するだけで対象のWebサイトに配信できます。
設定にかかる時間を大幅に短縮でき、運用しやすい広告だといえます。

Google広告が広告主にもたらすものを認識し、それぞれの強みを説明してきました。
自社のサービスを思い浮かべ、どのGoogle広告が目的に合っているのかを検討したら実際に広告を配信していきましょう。

Google広告のアカウントの作り方

Googleアカウントを作る

まずGoogle広告アカウントを作る為にはGoogleアカウントが必要になってきます。
現在お持ちのビジネス用のメールアドレスでGoogleアカウントを作るかGoogleアカウントをお持ちの場合はそちらのメールアドレスを利用してください。

Google広告のホームページ上で右上の「今すぐ開始」をクリック。

Google広告トップ画面

ログイン画面が出てきますのでGoogleアカウントを設定済みの方はそちらのメールアドレスを利用し、アカウントを持っていない方は「アカウント作成」を選択し、Googleアカウントを作成してください。

Google広告ログイン画面

Google広告アカウントの作成

Google広告にログイン、「+新しいGoogle広告のアカウント」というボタンがありますのでそちらを選択します。

このままガイドに沿ってアカウントを作成してしまうと「スマートアシストキャンペーン」という簡易版のアカウントが作成されます。
こちらはキーワード選定や入札単価の調整も自動でAIが行っていくアカウントになる為、ユーザーの作業は最低限で済みます。

AIの精度の向上により膨大なキーワードの選定や適切な入札単価を自動で入札してくれるようになった為、手軽にGoogle広告運用ができるようになりました。
一方、キーワード選定、入札単価などの細かい設定が行えなくなってしまうというデメリットもあります。

いづれはAIに全てをお任せする時代がくるかもしれませんが、広告の構造や設定を細かく見る為にも「スマートアシストキャンペーン」にではなく、従来の「エキスパートモード」にて設定をおこなっていきます。

スマートモードとエキスパートモード違い

引用:スマートモードとエキスパート モードについて
では、画面下部の「エキスパートモードに切り替える」を選択してください。

エキスパートモード変更

次の画面はキャンペーンの目標選択画面になります。
後ほどキャンペーンは作成しますので今回は画面下部の「キャンペーンなしでアカウントを作成」を選択しましょう。

キャンペーンなしでアカウントを作成

次の画面は「ビジネス状況の確認」の画面になります。こちらの設定は後ほど変更できないので以下の設定になっていることを確認して、送信ボタンを押します

ビジネス情報の確認

お疲れ様です。これでアカウントの開設は完了です。続いて「アカウントの確認」を選択し、アカウントのホーム画面に進みましょう。

アカウント設定完了

支払い情報の入力

アカウントを作成できたら、広告出稿料を支払う為の情報を入力していきます。
ホーム画面の右上の「設定と請求」>「料金」>「設定」を選択します。

支払い情報の設定

お支払いの設定の画面が出てくるので必要事項を入力し、画面下部の送信のボタンを選択します。

なお、「お客様情報」の一番上の欄にある「アカウントの種類」は法人の場合「組織名」、個人利用の場合は「個人」を選択しましょう。
国情報とここの設定によって、請求に加算される税金と送付される書類の種類が決まります。

支払いアカウントの種類

検索広告を作ってみる

キャンペーンの目標を選択する

設定ができましたのでここからは実際に広告を作成していきましょう。

ではGoogle広告のホーム画面の「+新しいキャンペーンの作成」を選択しましょう。
下記の8つのキャンペーンの目標から選択します。

  • 販売促進
  • 見込み顧客の獲得
  • ウェブサイトのトラフィック
  • 商品やブランドの比較検討
  • ブランド認知度とリーチ
  • アプリのプロモーション
  • 来店数と店舗売上の向上
  • 目標を設定せずにキャンペーンを作成する
  • キャンペーンの目標選択

    今回は販売促進を選択します。

    キャンペーンのタイプを選択する

    下記6つのキャンペーンのタイプから選択します。

  • 検索
  • ディスプレイ
  • ショッピング
  • 動画
  • スマート
  • ファインド
  • キャンペーンのタイプを選択

    今回は検索を選択します。

    目標の設定を選択する

    下記4つの目標設定から選択します。

  • ウェブサイトのアクセス
  • 電話件数
  • 実店舗の来店
  • アプリのダウンロード
  • キャンペーンの目的を選択

    今回はウェブサイトのアクセスを選択します。

    コンバージョンアクションの作成

    コンバージョンを測定したい課題がある場合、コンバージョンアクションの作成を行い、出来たトラフィックコードをホームページの指定され箇所に埋め込みましょう。

    コンバージョンアクションの作成

    これらの設定を完了したら画面下部の続行を選択してください。

    キャンペーンの名前を設定

    キャンペーンの名前は後で見た際に設定など一目でわかるように設定していきましょう。

    ネットワークの選択

    次にネットワークの選択です。
    初め、ネットワークは「検索ネットワーク」と「ディスプレイネットワーク」の二種類ともにチェックが入っていると思われますが、予算の管理や成果の分析が難しくなってしまうので別々にキャンペーンを作成し、管理したほうが良いでしょう。

    今回は「ディスプレイネットワーク」のチェックを外し、「検索ネットワーク」のみにチェックが入った状態にして次に進みましょう。

    検索ネットワークの選択

    ターゲティングとオーディエンス

    ターゲティングとは「配信地域設定」のことで、オーディエンス「配信対象のユーザー設定」です。

    ターゲティングの地域には初期値には「日本」が選択されていますが、より詳細に設定して行くには「別の地域を入力する」を選択することで可能になります。

    例えば、「渋谷」をターゲティングに追加した場合は以下の手順で追加します

  • 別の地域を入力するを選択。
  • 入力欄にて渋谷と入力すると渋谷に関する地域が候補に表示される
  • 候補の中から追加していく。
  • 保存を選択。
  • ターゲットの設定

    店舗まで車で行ける範囲内など、指定範囲を表示対象に設定する場合は、以下の手順で半径を指定したターゲット設定を使います。
    今回は渋谷駅を中心に半径20キロの範囲を選択します。

  • 別の地域を入力するを選択。
  • 検索オプションを選択。
  • 半径の単位を「マイル」か「km」の中から「km」を選択し、数値に20と入力します
  • 検索欄に「渋谷駅」と入力し、候補の中から「渋谷駅」を選択。
  • 地図で確認し、問題がなければ保存を選択。
  • 範囲設定

    商品やサービスを提供していない地域を広告の表示対象から除外する手順は以下のとおりです。
    今回は東京都の新宿区を除外してみましょう。

  • 別の地域を入力するを選択。
  • 入力欄にて「新宿」と入力し、候補の中から「新宿区, 東京都, 日本都市」項目を探します。
  • 項目の右隣に「目標」「除外」「付近」の三項目の中から「除外」を選択します。
  • 除外設定

    目標は下記3つ

  • 所在地やインタレスト: ターゲット地域にいるユーザー、ターゲット地域をよく訪れるユーザー、ターゲット地域に関心を示したユーザー(推奨)
  • 所在地: ターゲット地域にいるユーザー、ターゲット地域をよく訪れるユーザー
  • 検索インタレスト: ターゲット地域を検索しているユーザー
  • 除外は下記2つ

  • 所在地: 除外した地域にいるユーザー(推奨)
  • 所在地やインタレスト: 除外した地域にいるユーザー、除外した地域をよく訪れるユーザー、除外した地域に関心を示したユーザー
  • これらの中から選択し、それぞれのターゲットに沿った設定を行うことが大事になってきます。

    言語設定

    次に言語設定ですが、Google広告の出稿先の言語を設定します。
    日本国内であれば「日本語」を設定してください。他の地域に出稿する場合はその地域の言語を設定してください。

    オーディエンスの設定

    次にオーディエンスの設定ですがこちらの画面で検索の欄に「学生」と入力した際はそれに関連するオーディエンスカテゴリーが表示され、複数選択することが可能です。

    オーディエンス設定

    また、閲覧を選択した際は「詳しいユーザーの属性」「アフィニティ」「購買意欲強」「リマーケティングと類似ユーザー」「お客様の組み合わせオーディエンス」の5つの項目の中から選択し、広告を配信したいユーザーを絞ることができます。

    オーディエンス設定

    また、別画面のオーディエンスマネージャーを使用し、新しいオーディエンス設定をすることも可能です。

    予算と入札単価

    予算の入力項目は1日の平均予算となります。よって、その月の予算は「1日の平均予算」×「その月の日数」となります。
    日ごとの費用は1日の平均予算の平均を上下することはありますがその月の予算を超えることはありません。

    まずは無理のない予算を設定しましょう。キャンペーンの運用を数週間行ってから成果を確認し、調整が必要かどうかを確認しましょう。

    次に単価設定です。重要してる要素はなんですか?という項目では以下の4つの中から選択します。
    なお、「コンバージョン」と「コンバージョン値」はコンバージョントラッキングが設定されていないと選択できません。

  • コンバージョン:設定したコンバージョン数が最大化になるよう調整します
  • コンバージョン値:設定したコンバージョン値が最大化し、目標広告費用対効果(ROAS)が目標値になるよう調整します。
  • クリック数:クリックが最大化されるよう調整します。
  • インプレッションシェア:ユーザーが検索した際に、選択した検索ページのエリアに広告が表示される頻度
  • ※1ページ以内、検索結果上部、検索結果最上位を選択可能
    ※1クリックあたりの単価上限を設定可能

    はじめて入札する際は「クリック数」を選択するのが無難です。

    広告のローテーション

    「予算と入札単価」の項目下にある「設定をすべて表示」をクリックすると「コンバージョン」と「広告のローテーション」が表示されます。
    「広告のローテーション」に関して2つ項目があります。

  • 最適化: 掲載結果が最も良好な広告が優先的に表示されます
  • 最適化しない: 広告を無制限にローテーションして表示します
  • 広告ローテーション

    「最適化」の場合はクリックやコンバージョン数の多い広告を優先し、表示させます。
    「最適化しない」の場合は獲得見込みなど関係なく、均等に広告を表示させます。

    広告表示オプション

    広告表示オプションとは、広告の見出しや説明文に追加して、テキストやリンク、住所、電話番号などを表示設定できる機能です。

    広告表示オプション

    広告表示オプションが充実することによってユーザーがクリックしなくても内容が一目でわかり、ユーザーが求めている内容の相違を防げ、興味あるユーザーのクリック率も上がりやすくなります。

    Googleからは広告に関する追加情報を表示することで、クリック率を最大 15% 向上させることができるという情報もあります。

    広告グループとは

    広告グループとは「キーワード」「広告文」「表示URL」「リンクURL」をまとめたものです。広告グループの立ち位置はアカウントの中に複数のキャンペーンがあり、その一つのキャンペーンの中に複数の広告グループがあるという認識を持っておいてください。

    広告グループの役割はグループごとに広告文を設定できるということです。

    また、広告グループは共通のテーマ別に分類すると便利です。
    例えば、ウェブサイトでスイーツ、飲料、スナックを販売してるとします。

    広告グループ分け方

    引用:広告グループの仕組み

    対象となる商品やサービスの種類など、共通するテーマに従って分類するように設定を進めます。

    キーワード選定

    キーワードには広告を表示させたいユーザーが検索しそうな語句を入力します。
    広告主が青汁屋さんだった場合「青汁 健康」「青汁 ダイエット」といったキーワードを設定していきます。

    キーワード

    ただ、想像で語句を考えていくのは限界があり、適切でない場合があります。キーワードプランナーやラッコキーワードなどのキーワードリサーチツールを使い、検索ボリュームや競合性を調べていき、適切なキーワードを入力していきましょう。

    設定し終わったあとも後々変更できますので、追加や除外を繰り返しながら整備していくことを忘れないようにしましょう。

    広告の作成

    実際に広告を作成していきましょう。
    現在、検索広告のデフォルトの設定では従来のテキスト広告ではなく、レスポンシブ検索広告になっております。

    レスポンシブ検索広告とは

    複数の広告見出しと説明文を機械学習を利用し、組み合わせ、ユーザーへの訴求に最適な広告を自動で構築してくれる広告です。

    今までのテキスト広告では初めに設定した1パターンのみの組み合わせになってしまい、他の組み合わせならもっと効果的な文面もあったかもしれないものを取りこぼす可能性がありました。

    毎日15%もの新しい検索語句が生まれていることを踏まえると、広告の見出しと説明文を自動で組み合わせてくれるレスポンシブ検索広告を出稿する事によって成果向上が見込めそうです。

    レスポンシブ検索広告のメリット、デメリット

    メリット

  • 入力された情報を元に自動で組み合わせ、より効果の高い広告文を多く配信する。
  • 従来であれば様々な広告を作り出し、どの広告が効果があるのかを比較検討しなければなりませんでした。
    しかし、レスポンシブ検索広告は多くの広告見出し、説明文を用意します。すると、その中で比較検討をGoogleが独自に行ってます。

  • デバイスの幅に合わせて、広告文を調整してくれる
  • デバイスの幅によって広告文を調整して配信してくれる為、広告露出の機会損失を最小限に止めてくれます。

    デメリット

  • どの文が効果的であったのかを判断ができない
  • 自動で効果のある広告文を作成してくれる為、どのような広告文がユーザーに効果的なのかの分析ができない。

  • 自動で組み合わさる為、文脈上おかしな文章が出来上がってしまう
  • 自動で組み合わさる為、文脈の制御ができません。
    よって、広告見出しを作成する際は文字が前後になったとしても意味が通るようなものを作成する必要があります。

    レスポシブ検索広告の押さえておきたいポイント

  • できるだけ多くの広告見出しを作る
  • 広告の見出しは少なくとも8~10個以上は作成しましょう。

  • 2つ以上の説明文を作る
  • 広告の見出しなどで説明できないサービス、商品の情報を入力しましょう。

  • 見出し、説明文は順不同になっても意味の通じるものにする
  • 自動で組み合わされてしまうので、順不同になっても意味の通じるものにしましょう。

  • 同一広告グループ内にレスポシブ検索広告だけでなくテキスト広告を2ついれる
  • レスポンシブ検索広告は有効ですが、それだけでなく同一広告グループにテキスト広告も2つ以上入稿することをGoogleは推奨しています。

    引用:効果的なレスポンシブ検索広告を作成する

    広告情報の入力

    では、実際に入力していきましょう。
    入力していく項目は以下の通りです。

  • 最終ページURL:広告をクリックした際に表示されるページを入力してください。表示URLを入力しなければこちらのURLが表示されます。
  • 表示URL(任意):入力しなくても大丈夫ですが、広告をクリックした際に表示するページを想像できるキーワードを入力しましょう。
  • 広告見出し:広告の見出しは広告の上部に表示されます。短く的確に商品の情報やキャンペーンを表せれるように作りましょう
  • 説明文:広告の簡単な説明を入力してください。「今すぐ購入」や「今すぐお見積もり」などのユーザーの行動を促すフレーズをいれると効果的です。
  • 広告情報の入力 広告プレビュー

    入力ができたら「保存して次へ」を選択してください。以上で検索広告のキャンペーンの作成は終了です。

    コンバージョンの設定

    コンバージョンとは広告主にとって価値ある行動を指します。
    例えば、商品の購入であったり、相談の申し込みであったり様々なものがあります。

    何をコンバージョンとするかは広告主に委ねられるのですが一律広告主にとって重要であることは間違いありません。

    コンバージョンをしっかりと設定し、どれくらいの効果が出ているのかを判断していきましょう。
    では、まずホームから「ツールと設定」>「測定」>「コンバージョン」を選択してください。

    すると、先ほど作成した「Website sale」のコンバージョンアクションがありますのでそちらを選択してください。

    コンバージョンアクション

    次の画面では右下の「設定の編集」を選択してください。

    コンバージョンアクション設定

    すると、「Website sale」の詳細が明らかになってきます。

    コンバージョンアクションは9つの要素で成り立っていることが分かります。

  • コンバージョン名
  • カテゴリ
  • ソース
  • カウント方法
  • クリックスルーコンバージョンの計測期間
  • ビュースルー コンバージョン計測期間
  • コンバージョン列に​含める
  • アトリビューション モデル
  • では、上から順番に説明していきたいと思います。

    コンバージョン名

    こちらのコンバージョン名は自身が判別できるように命名してください。
    例えば「6 月のニュースレターの配信登録」「大判クッキーの販売」など具体的に他のコンバージョンアクションと差別化できるようにしてください。

    コンバージョン名 カテゴリ

    カテゴリはそのコンバージョンはどの種類のコンバージョンなのかを選択します。
    先ほどの「6 月のニュースレターの配信登録」であれば「申し込み」というカテゴリですし、「大判クッキーの販売」でしたら「購入」というカテゴリーが適切です。

    コンバージョン目的
  • 購入:ユーザーが購入または購入手続きを完了した
  • カートに追加:ユーザーが商品アイテムをショッピング カートに追加したとき
  • 決済手続きの開始:ユーザーが購入手続きに入ったとき
  • 定期購入:ユーザーが、お客様が提供する商品やサービスに有料で登録したとき
  • 連絡先:顧客が電話、SMS、メール、またはチャットを使ってお客様のビジネスに問い合わせしたとき
  • リードフォームの送信:提供しているフォームに記入することで、ユーザーがお客様のビジネスに関心を示したとき
  • 予約:ユーザーがお客様のビジネスを予約したとき
  • 申し込み:ユーザーが無料のニュースレターまたはトライアルに登録するか、アカウントを開設や事前登録をしたとき
  • 見積もりのリクエスト:ユーザーが商品やサービスの見積もりをリクエストしたとき
  • ルート・乗換案内:ユーザーがお客様の店舗拠点を検索し、訪問の意向を示したとき
  • 離脱クリック:ユーザーがパートナー サイトをクリックしたとき
  • ページビュー:ユーザーが主要なページ(記事や商品ページなど)を閲覧したとき
  • その他
  • コンバージョンに価値がある場合設定していきます。
    設定には3種類あり、それぞれに特徴がありますので自社のサービス、商品にあった設定を施していきましょう

  • すべてのコンバージョンに同一の価値を割り当てる
  • コンバージョンが起きた際に発生する価値が一定の場合使用するのが適切です。

  • コンバージョンごとに異なる価値を割り当てる
  • 価格の異なる複数の商品を販売する場合は、それぞれに異なる値を指定します。コンバージョンごとに個別の値が記録されます。
    個別の値を渡すには商品ごとにイベントスニペットというタグを使い、値と通貨を設定していきましょう。

  • このコンバージョン アクションでは値は使用しない
  • コンバージョンの値は0になりますがコンバージョン数は計測されます。

    コンバージョンの値

    カウント方法

    コンバージョンをカウントする方法は2つあります。

    コンバージョンカウント方法
  • 全件:商品の購入など、すべての購入に価値がある場合は、このオプションが推奨されます。
    広告をクリックしたユーザーが、時期をずらして商品の購入を 2 回行った場合は、2 件のコンバージョンが記録されます。
  • 初回のみ:見込み顧客の獲得やユーザー登録など、1 回の広告操作で生じた最初のコンバージョンのみに価値がある場合は、このオプションが推奨されます。
    ユーザーが広告をクリックしてウェブサイトで情報を何度も入力しても、クリック 1 回につき 1 件のコンバージョンのみが記録されます。
  • クリックスルー コンバージョンの計測期間

    クリックスルーコンバージョン

    他の商品と比較検討をしているユーザーが広告をクリックしてからすぐ商品の購入に至らず、数日後購入に至ることもあります。

    広告をクリックした直後に購入してないので計測しないという考えでなく、コンバージョンの後押しをした広告として計測しようという考えです。
    計測期間を30日間に設定すると広告をクリックしてから30日間はコンバージョンが起きた際に計測します。

    例えば、美容整形など長期の休みやお金、決断が必要な場合、広告をクリックしたとしてもすぐに行動を起こすことは少ないので、長めに計測期間をとるなどサービスや商品に応じて計測期間を変更しましょう。

    ビュースルーコンバージョンの計測期間

    ビュースルーコンバージョン

    ユーザーに広告が表示されてもそのときはアクションが行われず、しばらくしてからコンバージョンに至ることがあります。
    このコンバージョンをビュースルー コンバージョンといいます。

    例えば、化粧品の広告が表示され、その広告をクリックせず、自分で調べ購入したというアクションはビュースルーコンバージョンとして計測されます。

    コンバージョン列に含める

    コンバージョン列に含めないとコンバージョンとして計測されないのかと思われますがしっかり計測されます。
    ではコンバージョン列に含めるとは一体なんなのか。それは、広告主の重要目標であるかということです。

    コンバージョン列に含める

    例えば「ショッピング カートへの商品追加」と「商品購入」の 2 種類のコンバージョンを計測しているとします。

    単価設定の最適化の基準にし、コンバージョン 列で管理したいのは購入数です。ショッピング カートへの追加は、単価設定の基準にするつもりはなく、コンバージョン列に含める必要もありません。

    この場合、商品購入は コンバージョン列に含めるにチェックを入れ、ショッピング カートへの商品追加についてはチェックを外します。

    これで、自動入札の基準は商品購入のみとなり、コンバージョン 列にも商品購入の回数しか加算されなくなります。
    一方、ショッピング カートへの追加件数も、すべてのコンバージョン列では確認できます。

    コンバージョン列の図

    また、コンバージョン重視の入札戦略を使用すると、コンバージョン列に含むを選択したのコンバージョンを重視して最適化が行われます。

    では、コンバージョン列に含めないコンバージョンを測定する必要はあるのかという疑問はあります。

    今回の場合ですとカートの追加がコンバージョン列含めないに設定されていますが、計測をしているとカートからの購入率などを計測でき、下記のように購入数が同じであったとしても購入率が高いキャンペーンBの何が購入率を高める結果に繋がったのかなどをキャンペーンAと比較検討し、仮説をたて、実験検証していくことができるようになります。

    コンバージョン列の図

    アトリビューションモデル

    アトリビューションモデルとはコンバージョン発生までの各クリックに対する貢献度をどのように評価していくのかという枠組みを示しています。

    アトリビューションモデル アトリビューションモデル
  • データドリブン
  • 過去のコンバージョンの基づいてAIが貢献度を振り分けます。

  • ラストクリック
  • コンバージョンにつながる最後の広告のクリックだけに貢献度を振り分けます。

  • ファースト クリック
  • コンバージョンにつながる最初の広告のクリックだけに貢献度を振り分けます。

  • 線形
  • コンバージョンにつながる広告全てに貢献度を振り分けます。

  • 減衰
  • コンバージョンまでに繋がっていく広告の後半に行けば行くほど貢献度を振り分けます。

  • 接点ベース
  • コンバージョンにつながる最初と最後の広告に40%の貢献度を振り分け残りの広告に20%の貢献度を振り分けていきます。
    以上でコンバージョンの設定の説明は終わります。

    Google広告を始めてみましょう

    これまでGoogle広告の有用性から種類、出稿までの流れを説明させていただきました。
    ただ、Google広告は出稿して終わりではありません。実際に運用し、課題を発見、仮説検証を繰り返していくことでより良い広告を生み出していきましょう。

    最後までお読みいただきましてありがとうございます。ご意見・ご要望などございましたら、
    以下のフォームよりお問い合わせを受けつけておりますので、よろしければご利用ください。

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