みんな使えるIT/Web用語辞典
1,000語収録(ミンウェブ辞書)

更新:2020年6月29日

えーびーてすと

ABテスト / エー・ビーテスト

Webサイトのデザインなどを複数用意し、どちらが高い効果を得られるか検証する手法

POINTABテスト / エー・ビーテストとは

A/Bテスト(エー・ビーテスト)とは「Webページの一部のデザイン」や「ページ自体」が異なるものを複数パターン用意し、どちらのパターンがより高い効果を得られるかを比較検討する手法のことです。

テストしたい箇所の配置や表現を変えて「どちらの方がより多くクリックされるのか」といったことを検証し、より効果の高いパターンを見つけてページの最適化を図ります。

A/Bテストは費用を抑えて成果を増やすことができる

A/Bテストは無料で使えるツールがあるので、比較的費用をかけず成果数を増やすことが可能です。例えば「問い合わせ」を成果(CV)としているサイトで訪問者数が1万人の場合、A/BテストをおこなってCVR(成果率)が0.5%から1%に上がれば、問い合わせ件数は50件から100件に増えます。

訪問者数を増やすことで成果数を増やすことも可能ですが、訪問者を増やすには広告を出稿したりSEO対策をおこなうなど費用や期間がかかることが多いです。

A/Bテストの注意点

①テスト実施中に問い合わせや売上が減る可能性がある
A/Bテストは複数のパターンを訪問者に見せることになり、最適ではないデザインを表示してしまうことがあるため、A/Bテストを実施している間は、問い合わせや売上が減る可能性があります。

②A/Bテストは同一期間でおこなう
異なる期間でA/Bテストをおこなってしまうと、時期的要因によって効果が出たのかデザインの変更によって効果が出たのか判断ができなくなるため、A/Bテストは同一期間でおこなう必要があります。

③複数の条件を変更してはいけない
複数の条件を変更してA/Bテストをおこなうと、何がプラスに働いたのか正確に分析することができなくなります。異なる要素を比較する場合は、1つずつテストをする必要があります。

A/Bテストに使えるツール

A/Bテストに使えるツールはたくさんありますが、ここでは無料で使えるものと費用がかかるものを1つずつ紹介します。

・Googleオプティマイズ
Googleが提供しているウェブテストツールです。導入から利用まで全て無料で、有料プランもありますが、基本的には無料プランで十分にA/Bテストをおこなうことができます。一度導入してしまえば、管理画面上から複数のテストを作成したり実行したりすることができるようになるため、A/Bテストにかかる工数を削減することができます。

・Optimizely
世界シェアNo.1のABテストツールで、操作が簡単で、様々な外部ツールと連携が可能です。HTMLやCSSの知識がなくてもテストデザインを作ることができるエディタが搭載されており、30日間無料トライアルプランもあるので、気軽に試すことができるのが特徴です。

ABテスト / エー・ビーテストの使用例

「2つの画像配置パターンをA/Bテストして効果の高かった方を採用しよう」

A/Bテストで効果の高いパターンを見つけることで、成果を高めることが可能です。

「訪問数の多いページでA/Bテストを実施しよう」

A/Bテストは訪問者が多いページでおこなった方が、改善された時に成果が大きくなるため訪問者数の多いページでおこなうと良いでしょう。

ABテスト / エー・ビーテストに関係した気になる話題

複数の要素を同時に検証できる多変量テスト

A/Bテスト以外にも、Webページや広告の効果を改善するために実施される多変量テストというものがあります。多変量テストは、変更する要素を1つに絞るA/Bテストに対して、複数の要素を変更して一度に検証することができるテストです。

ただし一度に変更する要素の数が多すぎると、テストをおこなう組み合わせが膨大な量になります。そのため、訪問者数が少ないページでは、正確なデータを得ることができない恐れがあります。


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