Photoshop

【Photoshop初心者向け】基本的なPhotoshopの使い方

今回はPhotoshopで出来る「写真編集」「グラフィックデザイン」「写真合成」「ホームページ作成」「バナー作成」の主な5の用途での使い方について紹介していきます。それぞれの用途によって使用するツールが違うので自分に合った用途から選んでみてください。

photoshop 基本的な知識

用途別にPhotoshopの使い方を紹介する前に、どの編集でも共通して重要な事について紹介していきます。

レイヤーについて

Photoshopで画像を作成するにはレイヤーを積み重ねて作成します。レイヤーとは透明のフィルム状のものです。レイヤーに画像を配置することができ、その上から更に画像配置してあるレイヤーを被せることができます。画像が配置されていない透明部分は下のレイヤーが表示されます。

それぞれのレイヤーが重なると・・・

レイヤーが重なり以下の画像になりました、透明状の部分は透けるので背景色である白が表示されます。レイヤーは積み重ねた順に上から表示されるので、一番上に配置している背景から順に重なってレイヤーが表示されます。


Photoshop上でのレイヤーの順番はこのように並んでいます。

背景→テーブル→お皿→リンゴの順で重なっています。

ツールを表示する方法

Photoshopではツールがグループ別に収納されていて、その中の一つのツールがツールパネルに表示されています。それ以外のツールが使いたいときはツールパネルの右下にある三角のアイコンを長押しすることで隠されたアイコンを使うことができます。

間違えて操作をしてしまった時の対処法

Photoshopを使用していて間違った操作をしてしまった場合の対処法を紹介します。Photoshopではヒストリー内に今まで行った手順が記録されているのでそこから作業をやり直すことができます。またWindowの場合はcontrol+z MACの場合はcommand+zで一つ前の作業に戻すことができます。

間違えて消しゴムツールを使ってしまった。

まず初めににヒストリーを表示させます。

消しゴムを使う前の手順に戻ることで、元に戻すことができました。

ヒストリーで過去の作業に戻した際にまた作業を行うとヒストリーが更新されてしまいます。そうなるとヒストリーを戻す前の作業に戻ることができなくなるので注意してください。

写真編集での使い方

Photoshopを使うことで写真をより美しく表現することが可能です。露出設定を間違えてしまった写真も明るく復活させることが可能です。今回は下の写真を編集していきます。

写真を切り抜く

まず初めに写真を切り抜きましょう。傾いてしまったり構図がずれてしまった写真を切り抜きツールを使うことで整えることができます。3:2や4:3など自分が指定したアスペクト比でで切り抜くことも可能です。まず初めに切り抜きツールを選びます。

次にアスペクト比を入力しましょう。写真の場合通常3:2で使われることが多いです。

アスペクト比の設定が終わったら四角を動かして写真を切り抜きましょう。四角から外の部分は削除されます。


これで切り抜き完了です次は角度を変更しましょう。

角度を補正する

角度を変更して傾きを修正しましょう。切り抜きツールで枠の近くにカーソルを近づけることで角度を補正することが可能です。

明るさとコントラストを調整する

構図を決めたら次は明るさとコントラストを調整しましょう。露出設定を失敗してしまった写真を調整することができます。またコントラストを上げることではっきりとした写真になります。

以下の写真が明るさとコントラストを調整した写真です。写真が暗いので明るさを上げ、1つ1つの物がしっかり映るようにコントラストも上げました。

色を調整する

色を調整しましょう。Photoshopでは色を濃くしたり、カラーバランスを変更することができます。カラーバランスを変更することでホワイトバランスの調整を行うことができます。

彩度を調整する

彩度を上げることで色の濃さを調節することができます。食べ物の写真等は彩度を上げると美味しそうに見えるのでよくこの機能が使われています。
14-2

カラーバランスを調整する

次にカラーバランスを調整しましょう。電球の光や曇り時の光、晴れの日の光では同じ白でも色が変わってしまいます。基本的にはカメラ内で補正をするのですが、補正していない場合はカラーバランスを調整することで目で見たような光の色に変えることができます。

カラーバランスをイエロー側に寄せたので全体的に黄色っぽい写真になりました。

不要なものを除去する

Photoshopでは不要なものを除去することが可能です。写り込んでしまったゴミや、肌のホクロ等を取り除くことが可能です。慣れると人や物を消すことも可能です。

コピースタンプツールを使って物を消す

スタンプツールを使用することで物を削除する事ができます。スタンプツールとは消したい物の上に特定の部分をコピーして塗りつぶす機能です。例えばホクロを消したい場合スタンプツールで持ってきた肌の部分を上から貼り付けることによって消すことができます。


今回は左下の草を消して見ました。左下の草の上にコピースタンプツールでテーブルの部分を持ってきて貼り付けるだけできます。

Camera Rawのフィルターを使用する

Photoshopに内蔵されているCamera Rawを使用することで簡単に画像編集を行うことができます。RAWデータをPhotoshopで開くと自動的に起動されますがJpeg等のファイルを編集する際にフィルターとして利用することができます。

Camera Rawのフィルターを使用すると一度で写真の編集を行う事が可能です。

デザイン作成での使い方

Photoshopでは写真や画像を用意していなくてもデザインを作成することができます。
今回はテキストとPhotoshopに内蔵している炎のエフェクトを使ってかっこいいロゴを作成します。

テキストを作成する

今回はネオン風テキストと使ったデザインを作成します。

最初に背景を黒に塗りつぶしましょう。レイヤーの右下にあるをクリックし「ベタ塗り」を選択します。

次にテキストを入力します。

テキストをラスタライズし、テキストレイヤーを5つに複製させます。

1番下にあるテキストを最初に編集します。編集するレイヤー以外は目のアイコンを押して非表示にします。

編集したいテキストレイヤーを選択してダブルクリックするとレイヤースタイルが表示されます。

一番下のレイヤーから編集していきます。

一枚目は以下のように設定します。


次に下から2枚目のレイヤーを編集します。


下から三枚目のレイヤーを編集します。

一番上のテキストレイヤーを編集します。

下から3番目までのレイヤーモードを乗算にし一番上のレイヤーのモードを覆い焼きリニアにします。

するとネオン風テキストが完成します。次はテキストに炎を足します。テキストの下へレイヤーを追加し、ペンツールを使い炎を描きたい場所に線を引きます。

「フィルター」→「描写」→「炎」から炎のエフェクトをたすことができます。

炎の大きさ、密度、向きや色を調整する事ができます。

最後に切り取りツールで文字を切り取ります。

切り抜きをしたら完成です。

Photoshopを使用する事で素材を用意せずにデザインを作成する事ができます。今回紹介した機能はPhotoshopの機能のごくわずかの物です。自分が作成したいものによって覚える事が変わってしまいます。Photoshopを使いながら機能を覚えましょう。

画像合成での使い方

Photoshopを使用する事で異なる画像を切り抜いて合成する事ができます。写真を合成する事で新しいデザインやコラージュ画像を作成したり等、作成できるデザインの幅が広がります。 自動選択ツールやクイック選択ツールを使用する事で誰でも簡単に切り抜く事ができます。今回は画像を切り抜いて他の画像に貼り付ける方法を紹介します。

画像を切り抜く

まず初めに手のひらから土と葉っぱを切り抜きます。クイック選択ツールを選び消したい範囲を選択してからdeleteボタンを押す事で消せます。

手を修復する

次に穴が空いてしまった手をコピースタンプツールやスポット修正ツールで修復しましょう。手のひらのしわを復元するのは難しいですが、上からりんごを乗せてしまうので、雑でも問題はありません。スポット修正ツールは自動で類似した色を復元してくれるので慣れない方でも自然な仕上げになります。

りんごを切り抜く

次に貼り付けるりんごを切り抜きましょう。先ほど同様クイック選択ツールでりんごを切り抜きしましょう。

境界線をなじませる
りんごと背景の境界線が残ってしまっているのでPhotoshopを使って修正しましょう。

<h4>フリンジ削除をする
「レイヤー」→「マッティング」→「フリンジ削除」を選択しましょう。今回は10pxを選択しました。OKを押すと境界線が10px分削除されます。

境界をぼかす

「選択範囲」→「選択範囲を変更」→「境界をぼかす」を選択し境界線をぼかしましょう。

写真を合成する

手のひらの写真にりんごの写真を合成しましょう。
りんごのタブをドラッグし好きなとこにペーストした後に、りんごを選んで手のひらの上にドラッグ&ドロップします。

りんごの向きを整える

りんごの向きに違和感を感じるので変形ツールを使ってりんごの向きを整えます。

「編集」→「変形」→「自由な形に」を選択し、りんごのかたちを整えます。

形を整えたらEnterキーを押すと変形を終了できます。

手のひらとりんごの明るさを統一させる

手のひらとりんごの明るさに差があるので明るさを統一させましょう。今回はトーンカーブを使い、りんごの明るさを手のひらの明るさに近づけます。そのままでは全てのレイヤーに調整レイヤーの効果が適応されてしまいます。なので「レイヤー」→「新規調整レイヤー」→「トーンカーブ」を選択します。すると「新規レイヤー」が表示されるので「下のレイヤーを使用してクリッピングマスクを作成」にチェックを入れOKを押します。

トーンカーブで明るさを調整します。

最後に微調整をする

トーンカーブを変更すると輪郭が目立つので、消しゴムツールを使って輪郭を整えましょう。流用、滑らかさ、直径、硬さを調整をして輪郭を揃えましょう。手のひらも穴が空いてしまっているで修復ツールで修正していきます

これで完成です。色調の違う写真を切り抜くと合成した時に違和感を感じる事があります。トーンカーブを使う事で色調を整える事ができるので活用してください。以上でPhotoshopを使った画像合成の紹介を終わります。

ホームページ作成での使い方

環境設定をする

Photoshopではデフォルトでサイズの単位がmmなっているのでpixelに変更しましょう。

オブジェクトを鮮明に作成する

Photoshopは図形を使用して画像を作成する事ができます。しかし作成した図形を見ると境界線がぼやけているのがわかります。「エッジを整列」にチェックを入れる事で境界線のぼやけをなくす事ができます。

デザインのベースを作成する

まず初めにどのようなホームページを作成するかデザインのベースを作成しましょう。背景や写真を入れるためのスペース等を決めておくと考えながら作成するよりスムーズに作業が進みます。

シェイプを使用してパーツを分ける

「長方形ツール」を使用しツールオプションバーで「シェイプ」を選択します。シェイプを使用してメニューを作成します。

シェイプでメニューの境界線を作成する

レイヤーの選択を解除し、ラインツールにきりかえます。

テキストを入力する

作成したデザインのメニューにテキストを配置しましょう。文字パネル」からテキストの大きさ、色、フォント等変更する事ができます。

字間のカーニング

テキストの字間がバラバラの場合、字間にカーソル合わせ「option/alt」+←→で調整する事ができます。

背景パーツを作成する

作成したデザインベースを更に細かく編集していきます。

ヘッダーにロゴを配置する

企業やブログのロゴをヘッダーに配置しましょう。「メニュー」→「埋め込みを配置」を選択し用意しているロゴを配置増しますorサンプルで用意したロゴを配置しましょう。

レイヤースタイルを使用してディティールを整える

レイヤースタイルを使用してディティールを整えます。レイヤーに光沢を入れたりシャドウを足す事ができます。

スライスツールを使って切り分ける

Photoshopの機能にスライスという機能があります。画像をスライスして保存する事ができます。メニューの項目別にスライスを使用して画像を分けましょう。

シェイプ別にスライスを作成する

「レイヤー」→「レイヤーに基づく新規スライス」を選択すると先ほど作成したシェイプレイヤーに応じたスライスを作成する事ができます。

アセットを抽出して画像を保存する

アセット抽出はレイヤー別に画像を保存する事ができます。アセット抽出を使用
する事で保存するレイヤーのレイヤー名をファイル名として画像を作成する事ができます。

CSS3コードを抽出する

作成したレイヤーを右クリック「CSSをコピー」を選択する事でそのシェイプを再現するCSS3コードがコピーされます。コピーしたCSS3を任意の場所に貼り付けて使用しましょう。

バナー作成での使い方

デザイン機能が豊富に揃っているPhotoshopはバナーも作る事ができます。誰でも簡単に作る事ができるので挑戦してみましょう。

画像のサイズを変える

まずはじめに作成するバナーのサイズを決めます。今回は商品広告でよく使用される250px××250pxのバナーを作成します。単位はピクセルに変更し、幅250高さ250に変更します。

画像をスマートオブジェクトにする

バナーを作る際に必要なスマートオブジェクトについて紹介します。photoshopで画像を拡大したり縮小したりすると画像が破壊されてしまい画質が劣化してしまいます。なのでバナー作成のようなサイズの微調整が必要なデザインを作成するとかなり画像が破壊されてしまいます。スマートオブジェクトを使用する事で拡大、縮小をしても画像が破壊されなくなります。サイズを変更するレイヤーはスマートオブジェクトに変更しましょう。

スマートオブジェクトにしたいレイヤーを右クリックしスマートオブジェクトを選ぶを押す。

フォントを書き込む

バナーに入れるフォントを記入しましょう。

テキストを調整する

調整したいテキストを選択しましょう。テキストの色や大きさ、色などを調整する事ができます。

テキストの境界線を設定する

テキストの境界線を設定する事でテキストの輪郭を表示する事ができます。境界線を設定したいテキストをダブルクリックし境界線を選んでください。

サイズを大きくしすぎると境界線が大きすぎてテキストが表示されません。

それぞれ境界線を設定しました。境界線があると文字がくっきり見え流ので一目で何について書いてあるのかがわかります。

ベペルトエンポスを追加する

これだけだとテキストに立体感がないのでベベルとエンボスを設定します。光の向き、ベベルとエンボスの範囲を変えられます。

ベベルとエンボスを入れたことによってテキストにより立体感が出ました。

レイヤーを乗算させる

レイヤーを整え、長方形ツールを使用して長方形を作成します。レイヤーの種類を乗算にすると下のレイヤーが透けて見えるようになります。

縦文字を使用しよう

レイヤーを調整し縦文字を使用しましょう。

以上で完成です。バナー画像を作る際は文字などのサイズや場所の細かな調整が必要です。バナーに合わせた素材探しも重要なのでバナーを作成する前には手書きでもいいので絵コンテを作成しましょう。

まとめ

今回はPhotoshopを使用してできる5つの事を実践して紹介しました。Photoshopの機能はとても多く一度では覚えるのは大変です。技法を覚えるとデザインの幅が広がります。やってみたいデザインにはできるだけチャレンジして少しずつでも使い方を覚えていきましょう。

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